吉と出るか凶と出るか ページ16
____学校にて
『………ってことがあったんだよ圭ちゃん』
場「ふーん。なんか大変だったんだな笑」
『うん、今日は稽古休もうかな』
場「えーなんだせっかく勝負しようと思ったのに」
『だからもう週一って話にしたじゃん!』
ちぇっと圭ちゃんはいいながら「じゃあオレ稽古いくからじゃーな!気をつけて帰れよ!」
『はーい』
私は久々に稽古を休んだ。
それが私にとって吉と出るか凶と出るか、まだ私にはわからなかった。
___凶と出た。
学校帰りの帰り道にばったり万次郎に会ってしまった。
『…げっ…ま、万次郎…』
マ「げってなんだよ笑 俺は会えて嬉しいのに」コロコロとチュッパチャプスを舐めながらこちらに向かって歩いてきた
『あはは〜もう帰るからまたねえ〜……』ガシッ
腕を掴まれ
マ「どこ行くんだよ?オレと散歩しよ」
『え?どこへ?』
マ「その辺!拒否権はねーよ」
『…』
そのままされるがまま、万次郎と散歩?をしていた。
マ「この辺さ、結構不良いるから気をつけた方がいいよ」
『そうなの?それって優しい不良?怖い不良?』
マ「怖い不良。まあなんかあったら万次郎ー!って叫べよ。来てやる」
『大丈夫だよ。私結構強いし。』
マ「そこはうんって頷いとけばいいんだよ」ニコッ
と頭をグシャグシャッとなでられた
ドキッ…
『…//』なんなのこのドキドキ…
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作者名:みこ | 作成日時:2021年9月11日 14時