露もまだひぬまきの葉に【薄桜鬼】

二十一 ページ25

沖田さんside-----

浪１「何だよテメェ」

沖「もう一度聞くよ……僕の大切な人に何してるの？」

浪２「うるせぇお前には関係無いだろ！」

関係無い？むしろあり過ぎだよ。Aちゃんは僕が拾って新撰組に連れてきた。それに……

沖「あるよ」

貴「え？」

どう言い表していいか分からないけどこれはきっと…

沖「僕達こーゆー関係だからね」

恋ってやつなのかもしれない

浪１「そんな事は知らねぇよ！」

浪２「俺達攘夷浪士資金稼ぎに売り飛ばす！」

自分で正体を明かすなんて随分親切な攘夷浪士だねぇ

沖「君達攘夷浪士か……なら当然新撰組の事も知ってるよね？」

浪１「あの近藤とか言う奴が指揮する幕府の犬か」

浪２「農民風情が片腹痛い」

……キレたね。こいつら完全に人の地雷地に踏み込んできちゃったね。そしてたった今地雷踏んじゃったね。

沖「君達さぁ…なら僕の名前も知ってるよね？」

浪１「はぁ？」

沖「僕の名前は……新撰組一番隊隊長沖田総司って言うんだ」

浪２「何だと！？」

沖「人の恩師と誇りダブルで貶したからには容赦しないよ！」

「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」」


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沖「さて…Aちゃんこいつら屯所に連れて行こう」

貴「そうですね…沖田さんこーゆー関係ってどーゆー関係ですか？」

そこ気付いてないの？！もしかしてAちゃんて……天然？

沖「うーん…もう少し大きくなったら教えてあげるよ」

知らない方が幸せなこともあるしね

貴「もう少しっていつですか？」

沖「もう少しはもう少しだよそれよりAちゃんこれ」

僕はずっと握ってた螺鈿細工の刀を手渡した。

貴「わぁ……すごく手に馴染みます。」

沖「使いやすさ重視で短めの打刀にしてみたけど…どうかな？」

貴「ありがとうございます。沖田さん」

何これ？何か急に鼓動が速くなって…

沖「いいよお礼なんて……早く戻ろ千鶴ちゃん達が待ってる」

顔が少し火照って…

貴「はい！」

…すごく幸せな気分になる

沖「……一目惚れってやつかなぁ」

貴「どうかしましたか？」

沖「何でもないよ。さっさとこいつら連れて行こ」

貴「分かりました。」

これは……気づいてもらうまで時間が掛かりそうだ





その後屯所に戻ってAちゃんは着せ替えタイム。そして僕は
土「総司テメェ待ちやがれぇぇぇぇぇぇぇェ！」
土方さんにサボりがバレて現在逃走中です♪



次回は文ストとの番外編書きます

番外編前の謝罪→←謝罪２

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

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