久しぶりの再会�� ページ48
『グレイ…』
「グレイ!てめぇ!!
今までAを置いて、
何処行ってたんだよ!!?」
「漢にあるまじき行為!!」
「A…!!」
するとその時、
依頼板(ﾘｸｴｽﾄﾎﾞｰﾄﾞ)の前にいたルーシィが
Aに声を掛けたのだった。
『あ…おはよう、みんな。
グレイは…いつ帰って来たの?』
「ついさっきよ」
『そっか…』
Aはそれ以上何も言わず、
ナツ達の会話に耳を澄ませる事にした。
「スゲェ話を聞いたんだ、ナツ。
ドラゴンを見た事があるって言う奴が、
この街の近くに来てる」
「「「!!!」」」
グレイの口から出た"ドラゴン"の単語に、
ナツ、ガジル、ウェンディが反応した。
「凄い情報だね、ナツ」
「なぁ、ドラゴンってイグニールか?」
「そこまでは分からねぇ」
「お前、ドラゴンを見たって奴に会ったのか?」
「いや、街で噂を聞いたんだ。
ダフネって奴がドラゴンの事を
得意気に話してるんだと。
ただ見ただけじゃなく、
最近…会ったとも言ってるらしい」
「本当か!?本当なんだな!!?」
「確かめる価値は…あるだろ?」
「何処にいるって?」
「西の荒れ地にある"ライズ"って宿だ」
「よっしゃー!行くぞハッピー!!」
「あいさー!!」
「私も行きます!
そのドラゴン、
グランディーネかもしれないから…」
「じゃあ、行ってみるか!
ガジル!!お前も行くか?」
ナツはカウンターに座るガジルを誘った。
「行かねぇよ。
どうせガセネタだろ」
「そんなの分かんねぇだろ!!」
「そう言って飛び出して、
今まで何度もガセに踊らされてきた!!
ドラゴンの話ってのはなぁ!
人を惹き付ける!!だから利用される!!!
ちったぁ学習しろ!!!!」
「ガジルさんは、
会いたくないんですか?」
「そーだ!!
お前だってメタリカーナに会いたいだろ!!」
「会ってどうしようってんだ。
突然消えちまう様な勝手な奴なんざ、
オレはどうでも良いね」
「ガジルさん…」
「とか何とか言ってるけど、
本当は会いたいのよ」
「私もそう思う」
ルーシィとレビィはそう言うと、
顔を見合わせて笑った。
「グランディーネだと良いね!シャルル!!」
「あんまり期待しない方が
良いと思うけどね…」
「お前にしてはマトモなネタじゃねぇか」
「まぁな」
「行こうぜ!ウェンディ!!」
「はい!」
ナツがウェンディ達と
ギルドを出ようとしたその時、
入口のすぐ側にある依頼板(ﾘｸｴｽﾄﾎﾞｰﾄﾞ)の前に
Aがいる事に気付いた。
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ゆき(プロフ) - マナさん» 膨大ではあるものの他のキャラ達の様に主人公の魔力も有限で、治癒魔法を使うたびに大量の魔力を使うため、連続して使うと魔力切れを起こしたりします。 (12月15日 22時) (
レス) id: 1bec50f28f (このIDを非表示/違反報告)
マナ - ゆきさん» この話の主人公は魔力が膨大なんでしょうか？？ (12月15日 16時) (レス) id: a0ba238726 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - ゆきさん» 主人公は魔力が膨大なんですか？ (12月15日 12時) (レス) id: a0ba238726 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - マナさん» マナさん初めまして！ネタバレになりそうな部分でしたらお答え出来ませんが何でしょうか？ (12月15日 10時) (レス) id: 1bec50f28f (このIDを非表示/違反報告)
マナ - こんにちは！グレイオチで教えてほしいのですが…大丈夫ですか？ (12月15日 6時) (レス) id: a0ba238726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2023年12月15日 0時
