行方不明の相棒�� ページ44
『グレイは…
私と一緒にいるのが、
嫌になっちゃったのかな…?』
「えっ…!?どうしてそう思うの?」
『私に何も言わないで、
グレイが1人で何処かへ行く事が
今までなかったからちょっと戸惑ってて…
変な事言ってごめんね!』
「Aさん…」
Aはそう言ってぎこちなく笑った。
『グレイ、大丈夫かな…
何処かで怪我をして、
動けなくなったりしてないかな…』
Aは寂しそうな表情をしながら、
小さく呟いたのだった。
「グレイの奴め、
Aにこんな事を
言わせてしまうとは…
戻ったら仕置きが必要みたいだな」
「ヒィイイッ!!?
ちょっとエルザ!落ち着いて!!」
Aの気持ちを知ったエルザは、
グレイに対して怒りを沸々とさせていた。
「でも、5日も連絡がないのは心配ですね…」
「A、あんな奴の事は忘れろよ」
『忘れられる訳ないよ。
だって私にとってグレイは
兄弟子であり、幼馴染であり、
大事な相棒なんだもん…』
Aはテーブルに突っ伏しながら、
グレイの書き置きを見つめた。
『グレイのバカ…
何で行き先を言わずに、
1人で何処かに行っちゃうの…』
「どうしたらAを、
元気付けられるかな…」
「A、ずっと元気ないね。
可愛い顔が曇ってる」
「そうなのよねぇ…
早くいつもの可愛い笑顔を
見せて欲しいんだけど…って、えぇ!!?」
いつの間にか
ルーシィの隣にはロキがおり、
ロキはAを心配そうに見つめていた。
「ロキ!またアンタ勝手に!!」
「まぁまぁ。
ルーシィもAを、
このままにしておけないだろう?」
「それはそうだけど…」
「僕はAとグレイと仲良いから、
何か力になれるかもしれない…
だからAの事は僕に任せてよ」
「そうね…
じゃあ、お願いしても良いかしら?」
「もちろん」
ロキはそう言ってAの隣に座った。
「やぁA、久しぶりだね」
『ロキ…!久しぶり。
誰かに用があって来たの?』
「そうだよ。
ねぇ、A…
少しの間で良いから、
僕と2人で話さない?」
『うん、良いよ』
ロキはAの右手を優しく取ると、
ミラがいるカウンターへ移動した。
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ゆき(プロフ) - マナさん» 膨大ではあるものの他のキャラ達の様に主人公の魔力も有限で、治癒魔法を使うたびに大量の魔力を使うため、連続して使うと魔力切れを起こしたりします。 (12月15日 22時) (
レス) id: 1bec50f28f (このIDを非表示/違反報告)
マナ - ゆきさん» この話の主人公は魔力が膨大なんでしょうか？？ (12月15日 16時) (レス) id: a0ba238726 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - ゆきさん» 主人公は魔力が膨大なんですか？ (12月15日 12時) (レス) id: a0ba238726 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - マナさん» マナさん初めまして！ネタバレになりそうな部分でしたらお答え出来ませんが何でしょうか？ (12月15日 10時) (レス) id: 1bec50f28f (このIDを非表示/違反報告)
マナ - こんにちは！グレイオチで教えてほしいのですが…大丈夫ですか？ (12月15日 6時) (レス) id: a0ba238726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2023年12月15日 0時
