妖精達の歓迎会�� ページ37
「んでよォ、ヘビが空飛んで…」
「ヘビが空なんか飛ぶかよ!
漢じゃあるめーし」
「漢?」
『騒がしくてごめんね…!!』
「い、いえ!
すっごく楽しそうです!!」
ウェンディはそう言って、
キラキラとした眼差しでギルド内を見渡した。
Aとウェンディが
そんな会話をしていると、
ミラが近付いてきた。
「初めまして、ミラジェーンよ」
「うわぁ…!凄いよシャルル!!
本物のミラジェーンさんだよ!!」
「シャルルは多分ハッピーと同じだろうけど、
ウェンディはどんな魔法を使うの？」
「ちょっと!
オスネコと同じ扱い!?」
シャルルは不満そうにしていたが、
それを無視してウェンディは
ミラの質問に答えた。
「私…天空魔法を使います。
天空の滅竜魔導士(ﾄﾞﾗｺﾞﾝｽﾚｲﾔｰ)です」
ウェンディがそう言った瞬間、
ギルド内が静まり返った。
「(信じて貰えない…か…)」
ウェンディが落ち込んでいると、
ギルドのメンバー達が口を開き始めた。
「おおっ!!」
「スゲェ!!」
≪ドラゴンスレイヤーだ!!≫
ギルドのメンバー達から返って来た言葉は、
ウェンディが予想していなかったものだった。
「すげーっ!!」
「ナツと同じかっ!!」
「ガジルもいるし、
このギルドに3人も
滅竜魔導士(ﾄﾞﾗｺﾞﾝｽﾚｲﾔｰ)が!!」
「珍しい魔法なのにな」
沸き上がる歓声に
ウェンディは戸惑っていたが、
笑顔で頷くAを見て
自然と笑顔になった。
一方、その頃――
ギルドの2階から眺めていたガジルは、
激しい焦燥感に駆られていた。
「ネ…ネコ…」
その視線の先には
ナツと一緒にいるハッピーと、
ウェンディと一緒にいるシャルルがいた。
「(何故だ…
同じ滅竜魔導士(ﾄﾞﾗｺﾞﾝｽﾚｲﾔｰ)なのに…
何故オレだけネコがいねぇ!!?)」
ガジルは今後の目標として、
自分のネコを見つける事を決心した。
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ゆき(プロフ) - マナさん» 膨大ではあるものの他のキャラ達の様に主人公の魔力も有限で、治癒魔法を使うたびに大量の魔力を使うため、連続して使うと魔力切れを起こしたりします。 (12月15日 22時) (
レス) id: 1bec50f28f (このIDを非表示/違反報告)
マナ - ゆきさん» この話の主人公は魔力が膨大なんでしょうか？？ (12月15日 16時) (レス) id: a0ba238726 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - ゆきさん» 主人公は魔力が膨大なんですか？ (12月15日 12時) (レス) id: a0ba238726 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - マナさん» マナさん初めまして！ネタバレになりそうな部分でしたらお答え出来ませんが何でしょうか？ (12月15日 10時) (レス) id: 1bec50f28f (このIDを非表示/違反報告)
マナ - こんにちは！グレイオチで教えてほしいのですが…大丈夫ですか？ (12月15日 6時) (レス) id: a0ba238726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2023年12月15日 0時
