記憶の扉�� ページ4
『アイスメイク…盾(ｼｰﾙﾄﾞ)!!』
「ははっ!!」
Aな咄嗟に大きな氷の盾を造ったが、
ゼロの魔法はそれを突き破って
Aの右肩を貫通した。
『きゃぁぁあっ!!』
Aはあまりの痛みで、
その場に座り込んでしまった。
「A!がはっ!!」
右肩を押さえながら座り込む
Aの姿を横目で確認したゼロは、
今度はナツに至近距離で魔法を放った。
「クハハハハハッ!
壊れんのはどっちかって!?
テメェ等に決まってんだろうがーっ!!」
『ナ、ナツ…ごめんね…
もう…身体と魔力が…!!』
少し休んだとはいえ
回復した魔力は微々たるもので、
Aの身体と魔力は悲鳴を上げていた。
「大丈夫だ!オレに任せろ!!
火竜の…鉄拳!!」
ナツは自身へ向かってくる
ゼロの魔法に炎の拳を叩き込むが、
その勢いは止まる事を知らず
ナツはゼロの魔法に押されていた。
しかしナツが、
拳を引っ込める事はなかった。
「ぎいい…おおおおああああっ!!」
ナツは拳に力を込めると同時に、
吹き飛ばされまいと足腰にも力を入れた。
そうしてゼロの魔法は
徐々に勢いを無くしていき、
最終的に消滅した。
「ハァ…ハァ…ハァ…」
「貫通性の魔法を止めるとは面白い…」
「「『!!!』」」
ゼロが怪しげな笑みを
浮かべたまま呟いたその時、
Aとナツは何かの気配を察知した。
「ぐあっ!」
『ナツ!!』
「誰だ!?」
突然ナツに炎が直撃し、
ナツの身体は壁に打ち付けられたのだった。
Aが慌てて辺りを見渡すと、
入口付近で不気味な笑みを浮かべながら
こちらを見つめるジェラールの姿があった。
『ジェラールさん…?どうしてここに…』
「貴様…記憶が戻ったのか」
「あぁ」
ゼロの問いにジェラールは小さく頷き、
それを見たゼロは不気味な笑みを浮かべていた。
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ゆき(プロフ) - マナさん» 膨大ではあるものの他のキャラ達の様に主人公の魔力も有限で、治癒魔法を使うたびに大量の魔力を使うため、連続して使うと魔力切れを起こしたりします。 (12月15日 22時) (
レス) id: 1bec50f28f (このIDを非表示/違反報告)
マナ - ゆきさん» この話の主人公は魔力が膨大なんでしょうか？？ (12月15日 16時) (レス) id: a0ba238726 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - ゆきさん» 主人公は魔力が膨大なんですか？ (12月15日 12時) (レス) id: a0ba238726 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - マナさん» マナさん初めまして！ネタバレになりそうな部分でしたらお答え出来ませんが何でしょうか？ (12月15日 10時) (レス) id: 1bec50f28f (このIDを非表示/違反報告)
マナ - こんにちは！グレイオチで教えてほしいのですが…大丈夫ですか？ (12月15日 6時) (レス) id: a0ba238726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2023年12月15日 0時
