脱出�� ページ18
「うおおおっ!!」
瓦礫の山と化した
ニルヴァーナからグレイが脱出した後、
地面に落下してゴロゴロと数回転がった。
「危ねっ」
グレイは何とか自力で止まった後、
ニルヴァーナの方へ振り返った。
「オイオイ…みんな、無事か!?」
「グレイ!!」
「エルザ!!…と誰だ?」
「エルザさ〜ん!無事よかったぁ!!」
「げっ!!」
「な…何だ!?その身体は!!?」
頭に大きいたんこぶを作りながらも
何とか脱出した一夜はエルザに駆け寄るが、
一夜がムキムキ状態になっている理由を知らない
グレイとエルザはドン引きしていた。
「ぷはー」
「あぎゅー」
そのすぐ後ろには、
ギリギリのところで脱出した
ルーシィとハッピーがぐったりと倒れていた。
「ナツさんとAさんは!?」
「見当たらんな」
「ジェラールもいない!!」
ウェンディ、シャルル、
ジュラも無事に脱出していたが、
ウェンディは慌てた様に辺りを見渡していた。
「ナツ…A…」
「あのクソ炎、何してやがんだ!!
Aも無事だろうなァ!!!」
「ナツさーん!Aさーん!」
全員でAとナツを探すが、
返事すら返ってこなかった。
「(ナツ…A…ジェラール…何をしている…)」
「ん」
「ひっ!!」
ボヨンッ――
エルザがニルヴァーナを見つめながら
ナツ、A、ジェラールの事を考えていると、
ルーシィとハッピーの足元の土が盛り上がり
そこから何者かが現れたのだった。
「愛は仲間を救う…デスネ」
「んあ?」
『助かった…』
そこにいたのは
全員で探していたナツとA、
力なく抱えられているジェラール、
そしてその3人を抱えるリチャードがいた。
『ありがとうございます!リチャードさん!!』
「礼には及びませんよ」
「ナツさん!Aさん!!」
ナツ、A、ジェラールの姿を見た途端、
ウェンディは嬉しそうに声を弾ませていた。
「六魔将軍(ｵﾗｼｵﾝｾｲｽ)が何で!?」
「いろいろあってな…大丈夫、味方だ」
シャルルは敵である筈の六魔将軍(ｵﾗｼｵﾝｾｲｽ)が
A達を助けた事に疑問を浮かべていたが、
事情をよく知るジュラが簡潔に答えた。
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ゆき(プロフ) - マナさん» 膨大ではあるものの他のキャラ達の様に主人公の魔力も有限で、治癒魔法を使うたびに大量の魔力を使うため、連続して使うと魔力切れを起こしたりします。 (12月15日 22時) (
レス) id: 1bec50f28f (このIDを非表示/違反報告)
マナ - ゆきさん» この話の主人公は魔力が膨大なんでしょうか？？ (12月15日 16時) (レス) id: a0ba238726 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - ゆきさん» 主人公は魔力が膨大なんですか？ (12月15日 12時) (レス) id: a0ba238726 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - マナさん» マナさん初めまして！ネタバレになりそうな部分でしたらお答え出来ませんが何でしょうか？ (12月15日 10時) (レス) id: 1bec50f28f (このIDを非表示/違反報告)
マナ - こんにちは！グレイオチで教えてほしいのですが…大丈夫ですか？ (12月15日 6時) (レス) id: a0ba238726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2023年12月15日 0時
