705話 ページ5
✩
｢今日が最後の練習になるから、不安な部分はちゃんと見直しておくんだよ〜｣
｢言われなくても全部きっちり練習済みだっつうの！｣
｢って朔間さんが言ってました〜｣
そういえば、れいちゃん今日いない
大きいのに最近死人みたいに影薄いから全然気づかなかった
…死人は影薄いのかな？
自分で言って謎になってきた
｢Aちゃんはもうばっちり？｣
｢れいちゃんがいたら、最初のとこをもう一度やりたかったんですけど…それ以外はばっちりです！｣
｢もう、あの人は何してるんだか｣
｢あいつもお前には言われたくねぇだろ｣
｢…？｣
羽風さんは割としっかり来てるけど…
変な大神さん
｢A｣
｢…？何ですか？｣
｢どうやってこう、頭に電気を流しているんだ？｣
｢…電気？｣
私が困惑してると、乙狩さんは申し訳なさそうにしながら話してくれた
｢すまない。説明が下手で…Aの歌や踊りには、力がこもっている｣
｢確かに、なんかビビッとくるよな｣
｢あと鳥肌も立つよね｣
｢そうだ｣
｢ええと…｣
そうだって言われても…
鳥肌が立つってそれ、拒否反応が出てるんじゃなくて？
私もよく寒い人の歌を聞くとなるけど…
ま、まさか…！
｢私そんなにど下手って言われてます！？｣
｢今のをどう解釈したらそうなったの！？｣
｢…？｣
私はただ集中して歌って踊ってるだけで…
特に何かしてる覚えはないんだけどな
｢気合い…ですかね？｣
｢あぁ！？そんなの俺様のほうがあるに決まってんだろ！｣
｢そうか！分かりましたよ乙狩さん！気合いがあれば皆電気を流せます！｣
｢ぶふっ…！｣
｢なるほど。分かった｣
｢本気にしちゃったの！？｣
わ、私も本気で言ってるんだけどな…
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赤月 音(プロフ) - ミズキさん» 嬉しいです！かなり長編ですが、最後までお付き合いください！！ (2021年12月27日 19時) (
レス) id: 2f5f5d572a (このIDを非表示/違反報告)
ミズキ(プロフ) - 面白いです♪こんなに長く書けるなんて尊敬しかない！！ (2021年12月27日 12時) (レス) id: 5cf73cb0ec (このIDを非表示/違反報告)
赤月 音(プロフ) - 碧生さん» ありがとうございます！！これからも頑張ります！ (2021年3月1日 15時) (レス) id: 2f5f5d572a (このIDを非表示/違反報告)
碧生 - 凄い面白かったです！！これからも応援してます！ (2021年2月28日 10時) (レス) id: 7ffc4172b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤月 音 | 作成日時：2021年2月24日 7時
