657話 ページ7
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「あら、Aちゃん?凛月なら昨日家に帰ってきてないわよ?」
「えぇ!?」
そ、そんな…!
とりあえず、ま〜くんが来るだろうからしばらく家で待たせてもらった
いつもなら連絡してくれるのに…
余計にもやもやしてきた
「えぇ!?」
「…!ふふっ、私と同じ反応してる」
「あっ!A!くそう、あいつどこ行ってんだよ…」
「何も連絡着てないよね?」
「着てなかったはずだけど…」
一瞬安心しかけた自分がいる
でも、すぐにそれは打ち消された
「やべ、昨日着てたの全然気づいてなかった」
「…な、なんて?」
「明日は家来なくていいよ〜って」
「へ、へぇ〜!そうだったんだ!あはは…」
な、なんで私には送ってくれなかったの?
きっと疲れてたのか単に忘れてたとか、そんなとこだよね
あはは…りっちゃんはいつも勘違いさせてくるんだから〜…
…
「きっと忘れてただけだって」
「なんで心読むの!?」
「顔に思いっきり出てたぞ」
「…だって気になるじゃないですか」
「なんで敬語なんだよ」
はあぁ〜…こんな事で不安になっちゃダメだよね
最近妙に反応薄いけど、飽きられたとしてもそれはもう諦めるしかないっていうか…
いやいや、弱気になっちゃダメ
「ま〜くん!歌詞覚えてくれた?」
「まだ覚えてないけど、聞けば聞くほど凛月に歌わせて良いのか心配になってきたぞ」
「でも凄く良くない!?歌詞も曲も最高じゃない!?」
「それはそうだけど!歌う相手が相手だからなぁ…」
「うぐっ…」
諦めたりなんかしない
だって、私は楽しみにしてるんだから
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みん(プロフ) - 初 。さん» コメントありがとうございます!!もうそんなに読んだんですか!?なんとお礼を言えばいいのか…!共感してもらえるような作品を作ることを一番心掛けてるので、そこに着目してくれてとっても嬉しいです!!まだまだ続きますので、長編ですが何卒よろしくお願いします! (2022年4月21日 23時) (レス) id: 2f5f5d572a (このIDを非表示/違反報告)
初 。(プロフ) - 初コメ失礼します…!!昨日この作品をお見掛けして1からやっとここまで読めました!!もうほんとに面白くて夢主ちゃんが可愛くて…。作中に共感出来る部分も多々あり…。68まで必ず読ませて貰いますので!素敵な作品を有難う御座います! (2022年4月20日 14時) (レス) id: 8fa79c3961 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤月 音 | 作成日時:2021年2月19日 4時