699話 ページ49
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「…ほう、その振り付けはどこで閃いたんじゃ?」
「夢で見たの!凄く綺麗で、これだって思った!」
私がそう話すと、れいちゃんは驚いていた
なんでそんなに驚くんだろう?
不思議だったけど、れいちゃんの次の言葉が余計に謎だった
「あの悲劇を、まさか美しいと表現するものがいるとは…人生とは愉快じゃのう♪」
「悲劇?」
「いや、よかろう。その振り付けを採用する」
「やった〜!!」
ガッツポーズをすると、乙狩さんに頭を撫でられた
ついでに微笑ましそうに羽風さんに見られた
だ、だからなんで皆子供扱いしてくるの?
私も、もうちょっと大人っぽい雰囲気出したほうがいい?
いやでも、私には似合わないし…
「アホなことを考えておらんと、練習を再開するぞい」
「う、うん!」
「皆さん。明日か明後日ぐらいに衣装が届くはずですから、一応頭の片隅に置いておいてください」
「うむ、承知した」
配置につこうとすると、マネージャーさんに呼び止められた
なんだろ?
「Aさん。収録は明日ですから、今日は喉をしっかり温めておくようにしてください」
「分かりました!…ふふっ」
「…?どうかしましたか?」
「なんか今の、すっごくアイドルとマネージャーって感じでしたね!」
「…そうですね♪」
あかりちゃんのおかげだよ
もう怖くない
マネージャーさんは、私の大切な人になったんだよね
「…ありがとう、あかりちゃん」
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みん(プロフ) - 初 。さん» コメントありがとうございます!!もうそんなに読んだんですか!?なんとお礼を言えばいいのか…!共感してもらえるような作品を作ることを一番心掛けてるので、そこに着目してくれてとっても嬉しいです!!まだまだ続きますので、長編ですが何卒よろしくお願いします! (2022年4月21日 23時) (レス) id: 2f5f5d572a (このIDを非表示/違反報告)
初 。(プロフ) - 初コメ失礼します…!!昨日この作品をお見掛けして1からやっとここまで読めました!!もうほんとに面白くて夢主ちゃんが可愛くて…。作中に共感出来る部分も多々あり…。68まで必ず読ませて貰いますので!素敵な作品を有難う御座います! (2022年4月20日 14時) (レス) id: 8fa79c3961 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤月 音 | 作成日時:2021年2月19日 4時