652話 ページ2
✩
「この前のライブ最高でした!」
「ありがとうございます…♪」
声をかけられること増えたよね〜
あとね、言ってなかったけど実は去年同じクラスだった子もこの前のライブに来てくれてたみたい…♪
私がご機嫌でいると、ま〜くんは嬉しそうに言った
「凄いなぁ、俺たちよりも速いスピードで有名になっちまった。負けてられないな…♪」
「ふふん〜、私についてこい♪って言いたいけど、実際思ってた以上に人気が出てて、すぐに捨てられないか心配なんだよね」
今だけの人にはなりたくない
ゆっくり、確実でいいから大勢の人に飽きられないような人になりたいな
するとま〜くんは笑顔で励ましてくれた
「人気が出ること自体が凄いのに。俺には羨ましい悩みにしか聞こえないぞ〜?」
「あはは…そんなつもりじゃなかったんだけどな〜」
「むぅ…」
「…?りっちゃんどうかした?」
「別に〜」
なに拗ねてんの、もう…
「俺は今から生徒会室行くけど、Aも来るか?」
「行く!別荘とか言われたら申し訳ないもん!」
「よし!そういう事だから凛月、授業までには起きておくんだぞ〜?」
「…」
「なに拗ねてんだ」
「あはは…それじゃあまたね、りっちゃん!」
返事がこないうちに、私とま〜くんはささっと生徒会室に向かった
まぁ最近全然会えてなかったから、拗ねるのも分かるけど
「私甘やかしすぎてた気がする…」
「かなり今更だな。まぁ、あいつにもちゃんと自立してほしいしな〜」
「ごめんねりっちゃん、私とま〜くんが甘やかしすぎたばっかりに…」
「…それはごめん」
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みん(プロフ) - 初 。さん» コメントありがとうございます!!もうそんなに読んだんですか!?なんとお礼を言えばいいのか…!共感してもらえるような作品を作ることを一番心掛けてるので、そこに着目してくれてとっても嬉しいです!!まだまだ続きますので、長編ですが何卒よろしくお願いします! (2022年4月21日 23時) (レス) id: 2f5f5d572a (このIDを非表示/違反報告)
初 。(プロフ) - 初コメ失礼します…!!昨日この作品をお見掛けして1からやっとここまで読めました!!もうほんとに面白くて夢主ちゃんが可愛くて…。作中に共感出来る部分も多々あり…。68まで必ず読ませて貰いますので!素敵な作品を有難う御座います! (2022年4月20日 14時) (レス) id: 8fa79c3961 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤月 音 | 作成日時:2021年2月19日 4時