幸せのおすそ分け１０【あんスタ】 (ページ47)

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497話ページ47

✩

｢う～ん、どれもサイズが合いませんね｣

｢Aちっちゃいもんね～。なんで伸びないの？｣

｢うっ…｣

そんなの私に聞かれても…

言われてみれば、私って５年前ぐらいから伸びてない気がする

まるで浦島太郎～

はは～なんつって

…笑えるか

｢明星。喧嘩を売りたくなかったら、二度と背が低い人に同じ質問をするな｣

｢え？そうなの？小さいのって可愛くない？ちょこちょこしてるし｣

｢う゛っ…｣

｢明星くん！Aちゃんをこれ以上傷つけないであげて！｣

すると、日々樹渉さんはドアから入ってきた

…あれ！？

｢私は天井から来るって聞いてましたよ！？｣

｢ふふ、あえて普通に入ることで驚かせる。それが私の作戦だったのです…♪｣

｢良いからその衣装を貸せ｣

｢はい…♪宗から借りたものなので丁重に扱ってくださいね｣

｢今から着替えるんだろう？それなら特別にこの僕が着せ替え人形のように…｣

｢ひっ…！？｣

後ろからのっぺりと出てくると、斎宮さんは私のネクタイをするすると解いた

ひえぇ、この人手馴れてる…！

するとあんずちゃんが前に出てきて私の背中を押してくれた

｢Aちゃんあっちで着替えようね～！あとついでに揉ませて…♪｣

｢ひゃあっ！？あはは！だからあんずちゃん、くすぐったいってば…♪｣

あんずちゃんに揉まれるの、最近受け入れてる自分がいる気がする…！