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399話 ページ49
✩
｢Aは可愛いだけじゃないよ〜♪｣
｢おぶっ…｣
｢こ、こら凛月ちん！女の子に抱きつくなよ！｣
｢俺とAの仲だもんね〜♪｣
まぁ別に良いけど…
それにしても、さっきからスバルくんが不思議そうにりっちゃんを見てるのが気になる
何だろう、凄く不安…
｢スバルくん、どうしたの？｣
｢いや…確かKnightsって今日、どっか仕事に行くはずだったような…って思ってて｣
｢｢え！？｣｣
｢そ、そうにゃのか凛月ちん！？｣
｢私走って連れてくよ！？｣
｢え？ほんと？ありがと〜♪｣
なんでそんなゆったりしてるの！？
私が練習するって言ったから思わず付いてきちゃって、まさかそんな鳥みたいに仕事忘れてた訳じゃ…
い、いやいや
それはいくら何でもバカすぎるよね〜…
｢＿＿っていう場所で、今日握手会やるんだよね〜｣
｢遠っ！？うぅ…まぁいいや…りっちゃん急ご！｣
｢わ〜い、Aの背中だ〜♪｣
｢え、その身長差でおんぶは無理じゃ…Aすごっ！｣
｢あの、ちょっと私行ってきます！仁兎先輩、それから予定決めましょう！｣
｢お、おぉ…おまえも大変だなぁ｣
何でこんなに余裕ぶっこいてるの！？
本当に急がないと間に合わないんじゃ…！
すると、りっちゃんはあっと声を出した
｢俺ここにユニット衣装置いてあるんだった｣
｢早く行ってよ！！｣
｢いや、通り過ぎちゃったし申し訳ないなぁ〜と思って｣
｢りっちゃん〜…！｣
お願いだからそこは優しくしないで…！！
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作者名：赤月 音 | 作成日時：2021年1月27日 18時
