幸せのおすそ分け８【あんスタ】 (ページ33)

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383話ページ33

✩

｢～♪～♪｣

｢あっ、その曲！｣

｢えへへ、なんかつい歌っちゃうんだよね…♪｣

なんか自分の事みたいに嬉しいな…♪

私が喜んでると、あんずちゃんは不思議そうに聞いた

｢それにしてもこの曲、中毒性があるっていうか…誰が作ってくれたの？｣

｢私も会ったことない…ていうか、知ってるけどお話したことない人なんだけどね。月永レオって人なんだけど…｣

｢へぇ～、この学校にいないよね？｣

｢う～ん、去年はアイドル活動してたの知ってるけど今はどうだろう…｣

もしかしたら、退学しちゃってるのかも

…でも、りっちゃんも瀬名泉さんもいつか帰ってきて欲しいってよく思ってる感じだし

よく分からないなぁ…

｢ん？放送？｣

『2年A組の柊Aさん。至急生徒会室まで来てください』

｢…え？｣

｢きっと昨日のライブが良かったからお仕事とかもらえるんじゃない！？きゃ～有名人っ♪｣

｢そんなすぐに！？｣

しかも、それなら普通職員室だと思うけど…

何かしたかな？

｢そういえばAちゃんって、生徒会の人と仲良いよね？心強いだろうな～♪｣

｢あはは…幼馴染みが多いだけだよ～｣

｢真緒くんだっけ？｣

｢そうだよ。あと一応、けいちゃん…副会長とか｣

｢え！？そうだったの！？｣

れいちゃんとけいちゃん、昔は仲良かったのに

何故か最近のれいちゃんはあの変なキャラになってから孤立してる気がする…

まぁ自分で望んだならいいと思うけど

私が普通にのんびりしてる間に、色々あったっぽい？