373話 ページ23
✩
｢可愛い〜♪｣
｢よく似合ってるぞ！｣
｢えへへ、ありがとう…♪｣
私は指輪をじっくり眺めながら歩いていた
指輪買ったことないから、とりあえず右手の人差し指にはめた
確か左手の薬指が結婚指輪なんだよね？
まぁこれはオシャレなんだし、どこにつけてもいっか！
｢学校にもつけてくの〜？｣
｢つけてかないよ！？不良じゃないんだから…｣
｢割と夢ノ咲学院校則ゆるいし、別につけてきて良くなかったか？ほら、仁兎先輩とか｣
｢にと先輩？｣
｢あはは、知らないか…｣
にと…仁兎なずなさんのことかな
確かValkyrieに所属してた人じゃなかったっけ
｢大人しいっていうか、真面目そうな人だよね？｣
｢おっ、知ってたのか。そうそう｣
｢それじゃあ確かに大丈夫そうだね！学校にもつけてこ〜♪｣
｢うんうん…♪｣
｢…｣
ま〜くんが何故か察した表情をしてたけど、何か閃いたのかな？
それにしても、ほんと可愛すぎる！
姫ちゃんキーホルダー(セキセイインコブルー)も物凄く可愛いし、もう可愛いが渋滞してる！！
はぁ〜、幸せ…♪
｢そういやこのシロブンチョウの存在、完全に忘れてた｣
｢それは本当にごめん…せ、せっかくだし、みんな鞄に付ける？｣
｢俺は良いよ、からかわれそうだし…凛月と二人で付けろよ｣
｢えぇ〜、3人で付けようよ〜。せっかく三人分あるんだし…♪｣
｢…それもそうだな♪｣
りっちゃんに説得されると、ま〜くんはちょっと照れながら鞄に閉まった
今日のお買い物は、かなり楽しかった〜♪
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作者名：赤月 音 | 作成日時：2021年1月27日 18時
