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365話 ページ15
✩
｢ただいま〜｣
｢あ、おかえり〜…ふふっ♪Aのこと大好きだね｣
｢姫ちゃんただいま〜♪でもね、まだ手洗ってないから触れないのよ〜！｣
｢姫ちゃんおいで〜♪｣
｢お姉ちゃんありがと〜｣
私が家に帰ると、丁度リビングで放鳥していた姫が一直線に私の所へ向かってきてくれた
はぁ、ほんと癒される…♪
｢私の時は殿ちゃんは来てくれるけど姫ちゃんは上で見下ろしてくるだけなのに。A好かれてるね〜｣
｢私は逆に殿ちゃんが来てくれない…あっ、来た！殿ちゃんは気分屋さんなのかな〜♪｣
｢殿ちゃんは耳噛まないから安心できる…♪｣
姫ちゃんはメスだから、発 情してるみたいでよく耳や手を噛んでくる
肩に乗ってきた時の恐怖ね…
でも可愛いから許せちゃう…♪
｢いだっ…めっ！肩から降りなさい｣
｢…｣ｺﾃﾝｯ
｢ふふっ、そんな可愛い顔して首傾げても許さないわよ！｣
｢可愛い〜！んん？って顔して見てる〜♪｣
可愛いから許しちゃいそうになるけど…
教育上怒らないと…お母さんの気持ちが少しだけ理解できた
｢〜♪〜♪｣
｢何その曲？｣
｢ふふん、これはねぇ〜。私のオリジナル曲なんだよ〜♪｣
｢まじ！？めっちゃアイドルっぽいじゃん！｣
｢でしょでしょ！衣装もあってね〜♪｣
お姉ちゃんは多分友達と会話するためのネタ探しのためだろうけど、色んなことを聞いてくれた
なんかこうやって喋りながらご飯食べるの楽しい…♪
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作者名：赤月 音 | 作成日時：2021年1月27日 18時
