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361話 ページ11
✩
｢何だったんだろうな〜｣
｢ね〜｣
｢すやぁ…♪｣
てくてく歩いてると、そろそろ私の教室が見えてきた
私はりっちゃんをま〜くんに預けて、自分の教室に向かう
｢あっ、Aちゃんおはよ〜！｣
｢あんずちゃんおはよ〜♪｣
｢昨日は大丈夫だった？｣
｢え！？う、うん…もちろん！｣
私は今度遊びに行く話を相談すると、あんずちゃんは嬉しそうににこにこしてくれた
これ、相談であって別に自慢じゃないんだけど…
なんか申し訳ない
｢幼馴染みでお買い物か〜！良いなぁ♪｣
｢えへへ…♪よかったらあんずちゃんも一緒に行く？｣
｢ううん！そこは家族水入らずで遊んできなよ！｣
｢ありがとう！そうするね…♪｣
｢それにしても、真緒くんの仕事をどうやって減らすかね〜…｣
｢そうなの…私が手伝えるのはほんの少しだし｣
少しでもま〜くんの役に立ちたいけど
ま〜くんは私と同じで、頼られると喜ぶタイプだから…
もうそこまで気にする必要ないんじゃない？
一周まわってその発想に至った
｢もう考えても仕方ない！ちょっと生徒会室行ってくる！｣
｢本当に色仕掛け実行しちゃうの！？｣
｢いろっ…！？そ、そんなじゃないよ！｣
｢ふふっ、焦っちゃって可愛いんだから…♪｣
｢も〜！からかわないでよ！｣
私はもう直接お願いすることにした
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作者名：赤月 音 | 作成日時：2021年1月27日 18時
