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310話 ページ10
✩
｢ふぅ…｣
家に帰ってシャワーを浴びると、生き返った気持ちになった
お休みの日は皆大体どっか行ってるし、私は冷蔵庫を開けて食べ物を漁った
…あっ、アイスある
食べちゃお〜♪
｢ん〜♪｣
｢俺が昔みたいに口移ししてあげよっか…♪｣
｢んぐっ…げほっ！ごほっ！｣
｢そんなにしてほしいの？仕方ないなぁ〜｣
｢ちがっ…なんでいるの！？｣
｢だって暇だし｣
｢ごめん、聞き方間違えた…なんで普通にリビングで寝転んでるの！？｣
リビングのソファでのんびり食べようと思ってたのに、何故か先約がいた
しかもりっちゃんって…
｢姫と殿〜。おいで〜｣
｢あはは！私の肩に来る。ほら、りっちゃんは優しい子だよ〜｣
｢ふふっ、甘噛みしてくる。可愛い…♪｣
｢二人ともりっちゃんに懐いてるね〜♪｣
ペットを飼ってる人あるあるだと思ってるんだけど、一匹二匹じゃなくて一人二人って言っちゃうよね
だって大事な家族だし…♪
姫と殿に手で餌をあげて、水浴びをさせたり日光浴をさせたりしてあげた
｢日光浴は俺できないよ〜｣
｢私も太陽苦手だからここで見守ってるよ〜♪｣
｢ピー！ピー！｣
｢ピュロロッピュロロロロッ｣
｢んん！？殿ちゃん今、お外の鳥の真似したの！？｣
｢ビャッ！｣
｢凄いね〜♪人の言葉より先にそっち覚えたの〜♪｣
まさかの家族より先に鳥の真似をするっていう…
でもまぁ、可愛いから何でも許せちゃう！
｢いい天気だね〜｣
｢ね〜｣
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作者名：赤月 音 | 作成日時：2021年1月25日 9時
