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332話 ページ32
✩
｢ね〜…本当に撮るの〜…？｣
｢善は急げって言うでしょ｣
｢えぇ〜…｣
翌日、さっそくりっちゃんは私の家に来ては何か持ってきた
｢なぁにこれ〜？スケッチブック？…ってこれ懐かしい〜♪｣
｢昔Aと絵描いたりして遊んでたやつね｣
｢まだあったんだ〜！｣
｢これに今日書いてきたから｣
…最近凄く思うのがさ
りっちゃんのほうがこういうの向いてるんじゃない？
あと、〇×ピンポンブー…をもらった
本当にそういう名前だからね！？
｢ピンポーンッ｣
｢ブーッブーッブーッ｣
｢ふふっ…りっちゃんうるさい｣
｢ピンポーンッ｣
｢あはは！それ結構面白い…♪｣
撮る前に遊びすぎて、なかなか進まなかった
しばらく遊んだ後、ようやくりっちゃんは説明を始めてくれた
｢俺が視聴者さんの質問てきと〜に拾ってきたから、ヨウちゃんといっせ〜のでボタン押すの｣
｢いつの間にそんなことしてたの…｣
｢それじゃあまずは俺がてきと〜に考えたやつ出すね。1問目は幼馴染みが好きか嫌いか｣
｢ちょっ…そんなの分かりやすすぎない！？｣
｢いくよ〜。せ〜のっ｣
｢えっ？ちょっと…！｣
｢｢ピンポーンッ｣｣
りっちゃん…今の絶対狙ったでしょ…
つい〇を押してしまった
なんか腑に落ちない…
｢こんな感じね。俺たち息ぴったりだね〜♪｣
｢次はブーッてするからね…｣
｢動画的に？｣
｢そう｣
｢なら良いよ♪｣
そこは許すんだ…！
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作者名：赤月 音 | 作成日時：2021年1月25日 9時
