303話 ページ3
✩
｢えっ、泊まるの？｣
｢え？う、うん…｣
｢はあぁ！？ちょっとそこのお前！今英智さまにタメ口で喋りやがったな！！｣
｢坊ちゃま、静かにして下さいまし｣
ひえっ、あの子怖っ！
た、確かに敬意を持って接するべき相手だよね
｢えぇ〜…あんまり無理しちゃ駄目だよ｣
｢大丈夫！…です！私は意外と強いので〜♪｣
｢やっぱり心配だ…あっ、そうだ｣
｢ま〜くんどうしたの？｣
｢凛月なら喜んで一緒に泊まってくれるんじゃないか？｣
確かに、それならま〜くんが朝りっちゃんを起こしに行かなくてもいいし
なるほど！
確かに良いかも…♪
｢うん！そうす…｣
｢｢…？｣｣
｢……しないほうが良いような…｣
｢急にどうした！？｣
最近りっちゃん、夜になるとテンション高すぎて何するか分からないんだった
｢学校の中なんだし、一人でも平気だよ〜♪｣
｢それフラグか？｣←
｢違うからね！？｣
｢本当は押したくないけど…くっ…｣
｢わ〜い！エッちゃんありがと〜♪｣
エッちゃんに許可をもらって、無事にお泊まりOKになった
よし！もっと特訓するぞ！！
｢そういえばA｣
｢んん？｣
｢専用衣装の件はどうなったんだ？この前A組で何やら揉めていたようだが｣
｢…けいちゃんA組だったの？｣
｢薄々勘づいてはいたが、本当に気づいてなかったのか…｣
｢あはは…｣
苦笑しながら、私はあの後のことを話した
｢＿＿…って感じで、私が結構お願いしちゃった…♪｣
｢可愛い衣装がかっこよく…？どういう事だ？｣
｢それは是非とも気になるね♪｣
｢俺も見た〜い…♪｣
｢えぇ…嫌だよ｣
｢見せるための衣装だろ！？｣
まだ心の準備が…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 31人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：赤月 音 | 作成日時：2021年1月25日 9時
