検索窓
今日:11 hit、昨日:26 hit、合計:25,869 hit

312話 ページ12




放課後、私は斎宮宗さんのいる手芸部の部室にあんずちゃんと向かった

どうやら試しに着てみて欲しいんだとか


「し、失礼しま〜す!」

「あぁ、ようやく来たのだね愛しのAよ!さっそく衣装に袖を通してみたまえ!」

「は、はいっ!」

「Aちゃん着いてきて〜!」


どうやらあんずちゃんが着替えさせてくれるらしい

確かに後ろのお腹のところとか細いし私入るかなぁ…

この衣装を着こなすには痩せないといけないのか…!


「きつくない?」

「全然平気だよ!わぁ…!衣装が可愛すぎる〜!」

「斎宮先輩のはロリ…こほんっ、趣味が溢れてたけど、これはそんな事なくていい感じだね♪」

「聞こえてるのだよ小娘!!」

「げっ…」

「ふふっ♪」


着替え終わって、マントを羽織ると私は自分が自分じゃないように思えた

そして最後にあんずちゃんは私に杖を持たせてくれた

なぁにこれ?

あっ、そういうことか!


「これ、羊飼ってる人が持ってるやつ?」

「そう!杖!踊りに邪魔になったらポイってしてもいいけど、可愛くない?」

「んなっ…ポイってしないよ!なんかあれみたい!魔法使いっぽいね〜!」

「はぁ、なんて愛らしい容貌なんだ…!」

「ここにやばい人がいます」


あんずちゃんがいなかったら私危なかったかもしれない…

その後、同じValkyrieの影片さんもやって来て


「ごっつ可愛いわぁ〜♪よぉ似合ってるで…♪」

「ありがとうございます!あんずちゃんには感謝してもしきれはいよ〜♪」

「あはは!これ一応斎宮先輩にも手伝ってもらったんだよ!」

「そうだったんですか!?ありがとうございます!」

「悔しいことに、小娘が勝手に大半を終わらしてしまったがね…」


なんかほのぼのしてた…♪

313話→←311話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (16 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
31人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:赤月 音 | 作成日時:2021年1月25日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。