311話 ページ11
✩
「Aちゃん!これ見て!」
「…!?うそ!?もう完成したの!?」
「えへへ、楽しくってつい…♪」
お裁縫が趣味なんて女子力高すぎる…!
私は完成した衣装を見せてもらった
「…!!わぁ〜!すっごい!あんずちゃんって努力の天才だったんだねっ♪」
「えへへ…♪」
「特にこの耳とか完成度高くてびっくりしちゃった!」
「よく気がついてくれたね!そう!そこ私のこだわりポイントなの!」
簡単に説明すると、私の衣装は赤が多めで上はちょっと黒い衣装
それにひつじの耳がついた白いマントみたいなのを羽織るから、実際はほとんど白色になる
あんずちゃんと斎宮宗さんが考えてくれたのを参考に、私の入れたかったものをつけ足してもらった
…ん?
「あっ!しっぽもついてる!」
「そうなの!このマントはね、ライブでも動きやすいように作ってあるんだ〜♪」
「凄い!凄すぎるよあんずちゃん〜♪」
「あはは!喜んでもらえて嬉しいよ〜!」
私達がはしゃいでると、スバルくんが向こうからやって来るのが見えた
「なになに?ここだけ女子校感あったけど何か良いことでもあったの〜?」
「Aちゃんの専用衣装が完成したの!」
「えぇ!?仕事が早いねあんず!?俺にも見せて見せて〜!」
「これだよ!」
「わぁ〜!すっごい!キラキラしてる!あんずの愛情がいっぱい込もってて羨ましいな〜♪」
「あっ、そうだった。これ斎宮先輩にも店に行かなくちゃいけないから、着るのはもう少し待っててくれる?」
「もちろん!」
袖を通す日が楽しみだなぁ〜♪
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作者名:赤月 音 | 作成日時:2021年1月25日 9時