予想外すぎる行動だそうです ページ48
瀬名side
「まぁ、及第点ってとこかなぁ」
「…!ありがとうございます」
プロデュースに磨きがかかってる
口だけじゃなくて、ちゃんと有言実行できた所は褒めてあげなくもないかな
きっと、それなりに努力してきたんだろうし
「グーデンモルゲン♪うっちゅ〜♪…ん〜、違う!!」
「ヒステリックになってるけど、どうしたの?」
「聞いてくれよセナ!メロディが形にならない!浮かんでくるのに漠然としすぎて分からないんだ!」
こいつにもそういう時があるんだ
一旦曲作りをやめて、今度はまだ会話をした事がないAに話しかけにいった
真面目で何でも言うことを聞く良い子ちゃんだから、王さまとは相性が悪そうにも見えるけど
「おまえつまらん!なにかしら刺激を与えてくれると思ったのにな〜」
「えっと…すみません」
「甘いですよLeader。AさんはProgamer…ぐえっ」
「ちょ、ちょっと落ち着こ?」
「Aちゃんが落ち着きなさい!!司ちゃん大丈夫!?首の締め方がプロ級だったわよォ!?」
あいつ今、かさくんの首を締めたよねぇ!?
やばすぎでしょ…
「そ、そういう関係だから安心して?」
「余計安心できないわよ!!!」
「ふわぁ、ふ♪…んん?」
ちょっと…っていうか、かなり予想外すぎる行動で驚いたなぁ
それにしても今の一文の隙もない完璧な首の締め方…
「へぇ、おまえ面白いな!やっぱり持ってるんじゃないか♪」
「うっ…ごめんね朱桜くん」
「い、いえ…げほっ、ごほっ!」
「しばらく苦しいと思うけど、許してね」
「そ、そんな…!げほっ!うおえっ!」
「かさくん!?」
こいつ、何者?
…暗殺者?←
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作者名:赤月 音 | 作成日時:2020年1月27日 17時