焦燥する騎士【あんスタ】 (ページ27)

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焦燥を感じさせるページ27

｢では、私は少し席を外しますね…♪｣

｢うん。行ってらっしゃい｣

ス～ちゃんがレッスン室から出ていった瞬間

Aは急いで事情説明をした

｢絶っっ対に私が馬鹿なことしてるのは言わないでね！！絶対だよ！｣

｢分かったけど…Aってス～ちゃんと繋がりあったっけ？｣

｢ま、まぁ理由があって…｣

また前髪を触っている

王さまはそんなAにある質問をした

｢なあ、Aだったか？おまえとスオ～って同じ匂いがするんだけど、もしかして同居してる？｣

｢う…｣

言葉に詰まるAは、それはもう肯定としか受け取れなかった

ス～ちゃんと同居？

俺の頭の中は、不安や嫉妬や怒りでごちゃごちゃになっていた

｢ただいま戻りました。Aさまの分も買ってきましたので、どうぞ…♪｣

｢ありがとう。…うん、おいしい♪｣

幸せそうなAの表情が、俺に焦燥を感じさせる

悔しい

｢本当に、つかさはいい子だね｣

｢ありがとうございます！大人になっても、司はAさまにこの身を捧げると誓いましょう♪｣

｢その言い方だと、二人は将来結婚するのかしら？｣

｢はい！そのつもりです！｣

｢あら、素敵ねェ…♪｣

俺はレッスン室を後にした