焦燥する騎士【あんスタ】 (ページ20)

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低俗ページ20

｢寄り目できる？｣

｢うん｣

｢寄り目しながら怒ってみて｣

｢こ、こう…か？｣

｢20点｣

｢Aは辛口採点じゃのう。我輩は70点だと思うぞ♪｣

｢何を言っている。満点以外にないのだよ｣

｢…誰？｣

さり気なく入ってきたけど、同じクラスじゃないよね

もう一度言うけど…誰？

｢斎宮くんか。B組に用事かのう？｣

｢そうだった。つい仁兎が愛らしくて参加してしまったが、鬼龍にこの衣装を渡してくれたまえ｣

｢衣装作れるの？｣

若干アレ疑惑があったけど、そこは触れないでおく

私が話しかけると、その人はなずなを見ていた優しい目はどっかに吹っ飛んでいった

｢ふんっ、低俗な人間が僕に話しかけるな｣

｢低俗かぁ…私にぴったりな言葉だね｣

｢カッカッカッ！自分で理解したつもりでいるようだね！だが甘い！｣

｢そ、そうですか…｣

その後も何故か、長々と私を罵倒してきた

まぁ相手がご機嫌だからいっか

…で、結局この人斎宮何くんって言うの？