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反省文書いてるの〜 ページ11
｢目が覚めた？｣
｢？葵くん｣
｢葵は二人いるからひなたって呼んでって、何回言わせるの〜？｣
｢…なんで反省文書いてるの？｣
葵…ひなたくんの手元を見たら、原稿用紙に長い文章が書かれてあった
よくそんなすぐにに言葉が浮かんでくるなぁ
まぁ文章なら私も負ける気がしないけど
｢後ろで目を光らせながら立ってる怖〜い人が見えないの？｣
｢うわっ！？気づかなかった…｣
｢貴様が問題を起こすからだろう。倒れてるのか寝てるのか分からないAを見つけたことには感謝するがな｣
｢感謝してるなら今回はチャラにしてくださいよ〜♪｣
｢それとこれとは別だ阿呆｣
｢へぇ〜…って、私寝てましたっけ？｣
記憶にないけど…
副会長はここまでのあらすじを説明してくれた
｢貴様が廊下の端っこで縮こまりながら寝ててな。それをたまたまこいつが発見したようだ｣
｢びっくりしちゃった。どんないたずらしようかな〜って考えながら歩いてたら、普段奇行に走らないクラスメイトが廊下で爆睡してたんだから｣
｢因みに、一応Aの家に電話して来てもらうようにしておいたぞ｣
｢えっ！？｣
｢ん？どうかしたの？｣
｢いや、なんでも…｣
麗のこと、家族と勘違いされたのかな…
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作者名：赤月 音 | 作成日時：2019年4月25日 23時
