3665話 ページ15
✩
「ふわぁ、あふ…♪」
「よく寝るねぇ」
「えへへ〜♪」
「あっ、ずるい。セッちゃんが俺のお嫁さんを取ろうとしてる」
「してないから。ていうか出来ないでしょ」
瀬名さんに頭を撫でてもらうと、心がほっとした
お兄さんみたいな優しさを感じる…♪
「良くも悪くも、あんたらの絆はどうやっても亀裂すら入れられないし」
「え〜?それの何が悪いの?」
「そういう顔のことを言ってるんだけど」
「ふふっ。この絆は作るのに時間かかったんだよ…♪」
たまたま家に来てくれた瀬名さんと、まったりお茶をした後
私は瀬名さんからもらった歌詞を熟読した
これが私の…
「お祭りにぴったりだねぇ♪」
「そうでしょ。俺が書いたんだから、当たり前…♪」
「龍…!か、かっこいい…!!」
「あんたらMessiahの守護霊…守護神は、龍って聞いたからねぇ」
「それを入れてくれるの嬉しいです!ありがとうございます!」
私がはしゃいでると、二人とも嬉しそうに笑ってくれた
これがMessiahの曲かぁ…♪
「倒れないでよね、お願いだから」
「はい!」
「俺も行くよ。Knights全員で、観に行くからね」
「ほんとですか!?ありがとうございます!!」
嬉しすぎる…!!
これはもう全力で頑張らないと!
気合いを入れてると、瀬名さんは言ってくれた
「俺の方こそ、お礼を言わせてよ。引退したのにまたライブをしてくれて、ありがとう…♪」
「…!はいっ!絶対に、皆さん全員が喜んでいただけるライブにしてみせますからね!」
私は歌詞の書かれた紙をそっと抱きしめた
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作者名:赤月 音 | 作成日時:2022年11月8日 19時