兄５２ ページ3
―――棗 side
食堂に到着すると、各々好きな料理を注文し空いてる席に座った
先輩達は俺の料理を見るなり、驚いた表情へと変わる
棗「どうしました？」
六「お前……、その身体のどこにそんな量入るんだよ(汗)」
八「凄い量だな(汗)」
九「うへぇ……すっげぇ(汗)」
棗「あー、俺って結構大食いなんですよね。でも、今日は腹が減りすぎたんでこの量ってだけっスよ？普段は一般男性と同じくらいの量なんで」
九「そうなの？」
棗「そうっスよ〜」
六「まぁ、腹減りすぎると力も出ねぇし沢山食わなきゃ頭も回らねぇもんな！」
棗「え、六力先輩頭回る方だったんスか！？」
六「どういう意味だよ！？」
九「ぎゃははははッ！！ろ、六力……ブハハハハハッ！！」
八「おい九力…ッ……わ、笑うのは…よくな…ククッ」
六「お前らなぁあああ！！」
棗「まぁまぁ、大丈夫っスよ六力先輩」
六「元はと言えば、お前の所為だろ棗！！」
棗「だって、先輩脳筋じゃないっスか」
六「ぐっ……！」
九「ぎゃははははッ！！も、もうやめてぇ！腹が捩れるゥウウ！！」
八「ぶっ……ククッ」
棗「そんな先輩でも、俺は尊敬してるっスよ！頑張って下さい！」
六「棗のバカヤローーーッ！！(泣)」
その後、何故か怒った六力先輩に頭をポコスカ殴られ俺の頭には小さなタンコブが出来てしまった
ちぇ〜、フォロー出来たと思ったんだけどなぁ解せぬッ！！
あ、猪里さんちゃんと仕事終わらせたかな？副主任が付きっきりだった筈だから、多分少しくらいは終わらせてると思うんだけど……
俺が看守室の扉を開け中を見ると、そこには書類の山を全部片付け魂が口から抜け駆けている猪里さんの姿と、そんな猪里さんにアイスを持ってこようとしてる副主任の姿
そして、それを見守る主任と優雅に紅茶を飲んでいる流河先輩
猪里さん……グッジョブッ！！
棗「猪里さん死んでますね、大丈夫っスか？」
猪「……」
棗「反応がないただの屍のようだ」
猪「か……勝手に……ころ、す……な……」
棗「あ、生きてた……チッ」
猪「何で舌打ちしてんだてめぇ！」
棗「元気になりやがったか猪」
猪「俺も先輩！もっと優しくしろ！」
棗「ハッ、笑わせないで下せぇ！面白いのはそのキャラで十分っスよ！」
猪「あれ？これって褒めてる？貶してる？」
棗「どっちもどっちっスね！」
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抹茶ラテ(プロフ) - 星猫さん» ありがとうございます(*^^*)、いつもコメント下さりとても嬉しいです(*^^*) (2020年5月9日 18時) (
レス) id: 269748cb0e (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 続編おめでとうございます！！ (2020年5月9日 18時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：抹茶ラテ | 作成日時：2020年5月9日 17時
