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Aside
私がバケツを洗っていると隣にはあまり来てほしくなかった志麻くんがきた。
し「隣ええかな?」
「う、ん」
し「…Aちゃんの班は、魚どんくらい釣れたん?」
「結構釣れてるよ〜。主にセンラくんが釣ってる」
し「あぁ、センラ上手そうやもんなぁ〜。」
私、もう洗い終わったんだけど先に行っていいかな。待っとくべきかな?って考えていると志麻くんが
し「………待ってくれてありがと。」
急に向き合い、私の手を軽く持った。
その衝動でバケツは落ちた。
し「俺の彼女になれよ。」
………あっ、えっと、ん?
私がオロオロしてると志麻くんは手を離してバケツを拾ってくれた。
バケツを拾ってくれてる時にほんのりと赤い耳が見えた。
あっ、本気なのかな?
し「急にごめんな。俺、本気やから。返事はいつでもええけん。」
私は急なことで頭が回らない。
えっと、志麻くんに告白されたんだよね。
気づくと志麻くんは自分の班に戻っていた。
私も自分の班に戻り、皆にはバレないように接した。
バーベキューの時間がやってきた。
セ「坂田、ピーマン!ピーマン焼けてるで!」
さ「ちょっ、今俺焼きそば焼いてるのに。」
なんてちょっと楽しそうな会話を背に私は魚を焼いていた。
まみ「A〜!魚焼けた?」
「うん!あともうちょっとかな!」
まみ「あとで写真撮ろうね〜!」
「もちろん!」
バーベキューが終わり、予定にはなかったけど先生達がサプライズで準備してくれてたキャンプファイア!
セ「まみ、踊ろっか」
まみ「うん!!照れるわ〜」
とか言いながら2人手を繋いで真ん中に行っている。
坂田くんは他の友達のとこに行ったから私は1人ぼっち。
あぁこんな時、浦田と踊れたらなぁ。
なんて。
もう、無理だけどね。
「はぁ〜」
とため息をつき、私はその場にしゃがみこむ。
し「Aちゃん。」
「志麻くん(゚Д゚*)!?」
私は急に声をかけられて驚く
し「僕と踊りませんか?」
と志麻くんもしゃがみ目線を会わせてくれる。
「こんな私が志麻くんの隣でいたら志麻くんの評価っていうか
人気落ちちゃうよ?」
し「俺はそんなこと気にしてないで。」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
XYZ夏きたー!
センラさんが倒れないことを祈ります!
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mikazuki(プロフ) - みはぎさん» ありがとうございます! (2019年6月27日 18時) (レス) id: da932e881f (このIDを非表示/違反報告)
みはぎ - 完結おめでとうございます。お話と作者様が大好きです!!次の作品も楽しみにしています。無理だけはせずに頑張って下さいね!!陰ながらですが応援させていただきます!! (2019年6月26日 23時) (レス) id: 5d5b1bd419 (このIDを非表示/違反報告)
はないろず。(プロフ) - コメント失礼します、番外編と言うかリクエストになってしまうんですけど、男子部屋?に夢主ちゃんと、まみちゃんが忍び込んで彼氏さんに会いに行くみたいなことしてほしいです、設定とか話上無理だったら全然大丈夫です!ご検討お願いします (2019年6月21日 20時) (レス) id: 0c2944fae4 (このIDを非表示/違反報告)
LOL-ロルフ-(プロフ) - 最後どういうことですか?応援しています!頑張ってください! (2019年6月5日 2時) (レス) id: 9604b8e313 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mikazuki | 作成日時:2019年2月3日 13時