エピソード53・好きの種類 ページ20
藍side
ボクは彼、J.A.R.V.S.の次に賢い世界2位のA.I.だろう。
それが公開されてなくともそうハズだ。
藍:「知りたいんだ…Aのことが…」
『…え?…』
戸惑い…声色からそう読み取れた。
藍:「何?」
『………それは…貴方がA様に恋をしている…からですか?』
藍:「…は?」
『…え?』
言葉の意味が正しく理解できず、思わずオウム返し。
首を傾げ、彼を見つめる。
藍:「何故その考えになるのか…ボクには全く理解不能なんだけど?
それってボクがキミの次に賢いロボだからってワケじゃないよね」
『…すみません…私、感情に関してはとても鈍くて…』
藍:「…はぁ……ボクがAの事を知りたいのは、同じユニットの
信頼できる仲間として好きだからだよ」
それに、まだ今よりずっと感情に疎かった頃に、新しい感情と言うものを
教えてくれた人だ。
藍:「だからボクは、彼女を尊敬ってことで好きなんだ」
そう言ってジャーヴィスに微笑む。自然に笑みが浮かんだ。
『…なるほど…好きという感情には種類があるのですか。折り入って聞きたいことがあります。』
藍:「なに?」
『恋とは、何でしょう?』
…キミに分からないことがボクにわかるかな。
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クラハープ(プロフ) - のん「あいちゃんはーと」さん» ふぅあああ?!!Σ( ̄□ ̄;)み、みみ見てくださって有り難うございますっ!!オチは一応ジャーヴィスですが、アイちゃんはバンバン出します!出したいぃい(。>д<)コメントまで下さり、ホントに嬉しいです!! (2015年8月27日 18時) (レス) id: 98f51f276a (このIDを非表示/違反報告)
のん「あいちゃんはーと」 - 続きがめっちゃ気になる〜〜! あいちゃーん (2015年8月27日 17時) (レス) id: 8e3a93a815 (このIDを非表示/違反報告)
クラハープ(プロフ) - 見てくださってありがとうございます(*´ー`*) (2015年8月25日 2時) (レス) id: 98f51f276a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:クラハープ | 作成日時:2015年8月24日 15時