【鉄血のオルフェンズ】鉄華団と元情報屋の少女 Part7 【完】

超圧縮ファイル ページ23

貴女side



少し前に見つけた。
私達の写ってる画像...それはは何故か綺麗にミリナの目線カメラのチップの超圧縮ファイルにたった一つだけあったもの。



最初開けようとした時、頑丈なプロテクトが貼られていた。



流石組織で私の次に情報分野が長(た)けていたことはある。



一発でもミスをすればチップ内の全データがパアになるプロテクトだった。



凡人がすればまず、プロテクトを解く為のパスワードのヒントさえ、何が書いてあるのか、何を示してるのか分からないレベルなのだ。



私はプロテクトを破るのに二時間は費やした。




逆にミリナはこのプロテクトを構成するのにおそらく一週間は費やしただろう。




二時間で破れたのは私が遺伝子調整された人間だから...かもしれない。



パソコンに映し出される画像...



そこにはみんなが笑っている。
みんなが集まっている画像があった。



画像は二枚の画像が合成で一枚の画像にしたもので細かく言えばもう一枚ある。



そこには私とリュウとアオとミリナとタクとユウマが写っていた。



真ん中に私、右にはリュウ、左はミリナ、ユウマは私の上、タクはユウマの右隣り、アオはユウマの左隣りだ。



この時のことは今でもよく覚えている。

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