丗伍 ページ36
伏見「芦やんたち昨日どこ行ってたの?あの後部屋行っても居ないし探したんだよ」
芦屋「やー知り合いと会ってて」
嵯峨「そんな事だろうと思って顧問にはごかましといたから」
芦屋「嵯峨〜ありがとう!」
嵯峨「に、しても安倍の疲れた感半端ないな」
ゲッソリとした顔で芦屋を睨む安倍
朝食を取り解散すると伏見は誰かを発見した
伏見「あー!昨日の子〜。芦やんあの子だよ
綺麗な子だね〜」
伏見の声に気がついたのかAは芦屋達に駆け寄る
芦屋「おはよう。もう帰るの?」
『おはよう花繪、晴齋。依頼は終わったけど名取さんが今日はオフだからまだ居ても良いって許可をくれてもう一泊する事になったんだ』
笑顔で話しかけるAに安倍の表情が柔らしくなる
伏見は知り合い?と芦屋達に話しかけた
『初めまして夏目Aと言います』
伏見「夏ミンだね。俺伏見、フッシーて呼んで」
嵯峨「俺は嵯峨だ。よろしく夏目さん」
伏見「夏ミンも一緒に写真撮らない?」
カメラを構えるポーズをする伏見に苦笑いを浮かべる
『誘って貰ってありがたいんだけど、これからちょっと用事があってね。ごめん』
用事という言葉に安倍はツンツンと肘で突く
振り向いたAに顎を外に向け話があるとジェスチャーする
コクリと頷くと伏見達から少し離れた
安倍「用事ってのはまた妖怪絡みか?」
『違うよ!ただ…』
言いたくなさそうに目線を晒すAにイラつき顎を掴み自分と目を合わせるに向けられる
目だけで言えと言っていると
それでも口を閉ざすAに更に顔を近づける
安倍「言わねーなら言わせるまでだ…」
段々安倍の顔が近くなり唇が触れてしまいそうな距離になり顔を赤く染め安倍の胸を押す
『わかったから!離れてクダサイ!///』
安倍「チ…(残念…ん?なんで俺残念なんて思ったんだ?)」
自分の考えが分からないと思考を巡らせる安倍
しかしAの話でそれは中断された
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、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月7日 22時) (レス) id: 7cb5057192 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シェリー | 作成日時:2018年8月7日 22時