丗肆 ページ35
旅館に戻ってくると日付を跨ごうとしていた
土や泥まみれになった為A達は温泉に入る事にし、別れる
安倍達が露天風呂で温泉を堪能している時隣からAの驚いた叫び声が聞こえる
安倍「何事だ!?」
芦屋「ちょ!A大丈夫!?」
名取「柊!Aの様子見てきて」
式の柊を出し様子を見て来てもらうよう声かけるとAから静止の言葉が聞こえる
『大丈夫です。ここ周辺に居た妖達も温泉に入りに来てたみたいで驚いただけです。て貴方どう見ても男湯でしょ!
ここ混浴じゃないわよ!』
なんだ妖怪かーとほっとしていると混浴じゃないという言葉に再びハッとする
隣からはドスの効いた声で"女〜食う〜"と聞こえてくる
慌てて柊が女湯へ向かうとバゴーンと言う破壊音と共に妖が飛んでいくのが見えた
芦屋「(妖怪飛んでった!)」
安倍「(小枝みてーな腕のくせに殴り飛ばせるとかすげぇーな)」
名取「(Aの裸見るなんて万死に値する…)」
それぞれ心に思うことを言っていると妖が塀を登り逃げ惑っていると1匹の妖が安倍達の方に落ちて来た
芦屋「ギャァ!リアル貞子さん!」
「ほぅ…美形の人間が3人…いいねぇ」
前髪の長い女の妖は貞子感満載
息を荒げ四つん這いになり安倍達の方に向かってくる
芦屋/安倍/名取「「「(うぎゃぁー)うわぁ!」」」
慌てて更衣室に向かい服を着る
妖は入ってこれないのか近寄る気配は無くなった
ゲッソリして廊下に出るとAも同じ顔で肩にタオルをかけ髪を拭いていた
芦屋「Aっていつもあんななの?ゆっくり温泉にも入れないじゃん!」
『あまり温泉来ないからわかんないけど、だいたいいつもこんな感じだね』
乾いた笑いをするAに
いや、危ねーよ危機感持てと安倍に突っ込みを入れられる
名取の部屋に行くと怪我をしていた楸も元気になっておりニャンコ先生と宴会をしていた
名取も仕事終わりの酒を楽しむと混ざり
それに巻き込まれる安倍、芦屋、Aは30分後死んだように雑魚寝していた
朝の伏見からの電話が来るまで二人は爆睡していたと言う
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、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月7日 22時) (レス) id: 7cb5057192 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シェリー | 作成日時:2018年8月7日 22時