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安倍side




土曜日
芦屋と毛玉、つむりを連れ

つむりが名を奪われたと言う土地まで出向いて来た



芦屋「田舎……ですね、空気が美味しい」

安倍「それにしてもここは妖怪も多そうだな」



森の近くの砂利道に2人と妖2匹は居た


安倍が森を穏やかな目で見ている

芦屋も少しだけ妖怪の居場所を感知できるようになって居た為森に意識を集中して気配を探る



芦屋「(本当だ、いっぱいいる!)」




すると突然森がざわめき
妖怪の気配が強くなった




安倍「何か来るぞ!」


安倍はいつでも威光を使えるように構える




ガザガザと草木を掻き分ける音とともに出て来たのは




薄茶色の長い髪

白く整った綺麗な顔立ち


セーラー服姿で肩に猫のような物を乗せた少女だった





その少女は一瞬だけ安倍達と目が合い足を止めると
顔色がみるみる青くなる




『………ヤバイ!人だ!(妖もいる!ボソ』



安倍「??」



『すみません!ここは危ないですから
早く離れて!!』



少女が慌てて叫んだ刹那
目の前の少女の体が宙に浮いた




と、いうよりはとても大きな獣の妖に握られたと言った方が正解だ


芦屋「!あ、安倍さん!よよよ、妖怪が女の子を!」

安倍「チッ!わかってる!」



威光を出そうとした瞬間



『やめろ!』ボゴっ!



少女の大きな声と破壊音とともに妖怪は倒れ

気を失っていた



安倍/芦屋「(!?今、殴った?素手で!?)」





凛として立っている少女は
こちらに目をやるとしまったと言う顔をしていた









これが安倍晴齋と夏目Aの出会いだった

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設定タグ:不機嫌なモノノケ庵 , 安倍晴齋 , 夏目友人帳   
作品ジャンル:アニメ
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- オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月7日 22時) (レス) id: 7cb5057192 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シェリー | 作成日時:2018年8月7日 22時

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