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ヒノエが落ち着きを取り戻しAは獣になった先生(斑)に体を預けていた



『こ、こんな形でごめんなさい
私は夏目A
高校2年です』


芦屋「俺は安倍さん所のバイトの
芦屋花繪です
同じく高校2年生!
んで、この人がモノノケ庵て所の主の安倍さん
俺と同じ高校2年生だよ」

安倍「安倍晴齋です
どうも……早速ですがお聞きしたい事が

A殿はいつから妖怪が見えてるのですか?」



『…物心ついた頃だと思う、多分』



Aの顔が曇ったのは誰もが分かった



芦屋「多分?」

『私祖父母も、両親も居ないんだ
だから小さい子は親戚の家を転々としていたから
いつから見えていたのか分からないです」

安倍「貴方からは強い力を感じました
先程のパンチも凄かったですが…祖母のレイコ殿の力ですか?」



ヒノエ「まぁね、まぁまだレイコに比べたら
へなちょこだけどね」


安倍「皆さんはレイコ殿と面識が有られるのですか?」


ヒノエ「昔からいるここらの妖怪は殆ど見たことあると思うよ」

ヒノエはキセルの煙を吐き出しながら答え遠くを見ている



思い出しているのだろう


レイコとの思い出を




安倍「そうですか、それと、この度はありがとうございました
怪我もさせてしまい申し訳ありません」



『な!なんで!
私は何もしてませんよ
寧ろ、怖い妖に巻き込んでしまい…』


安倍「しかし、貴方のおかげで無事依頼主を祓う事が出来ましたし、こちらも怪我人はいません
ご尽力に感謝します」


『な!顔を上げて下さい安倍さん!』


芦屋「俺からも、ありがとうございました
女の子に怪我をさせちゃってごめんなさい」



安倍に習い、芦屋も深々と頭を下げる


こういう時何と声をかけたらいいのかAには分からなかった


『と、とりあえず顔を上げて下さい!
安倍さん!芦屋さん!
それにこれは慣れてますから!』



その言葉に芦屋は顔を上げるが安倍は下げたまま

困り果てたAはゆっくり安倍に近づいた

拾壱→←玖



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設定タグ:不機嫌なモノノケ庵 , 安倍晴齋 , 夏目友人帳   
作品ジャンル:アニメ
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- オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月7日 22時) (レス) id: 7cb5057192 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シェリー | 作成日時:2018年8月7日 22時

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