検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:222,623 hit

廿玖 ページ30

Aside
それは昨日の事だった


Aは夜な夜な妖の事で家を抜ける事があり
寝不足の中ニャンコ先生の散歩をしていた


『ふぁぁ……眠い…』

先生「全く次から次へと面倒ごとを引寄せよって」


ニャンコ先生の小言を遮るかのように突風が吹き、風に乗って微かに血の臭いがする

目を開けると怪我をした妖怪が空を飛んでいた


『あの子怪我してる!』

先生「あ、コラ!A!全く言ってるそばから」


妖を追い走りだすAに呆れながら後を追うニャンコ先生



空を飛んでいた妖はフラつきそのまま地面に倒れる

そばに寄り怪我の確認をする


すると、茂みから人が現れた


『名取さん!何でここに!?』

名取「君のところへ行こうとしていたら、柊が怪我をした妖を見つけてね
後を追っていたんだよ
そういうAもかい?」


名取の問いに頷き怪我をした妖を見ると柊が現れた

柊「とりあえず手当が出来る所へ行こう」

柊と共に妖を抱え近くにある空家に入る


柊が手当をしている中
名取の要件を訪ねた


名取「実はある旅館から依頼が来てね
ここ最近変な足音や物が突然落ちて来たりするらしいんだ
怪我人はいないらしいけど、何かあってからじゃ遅いからって事でね」


柊「名取、起きたようだよ」

「ここは…」
『よかった目が覚めたんだね、私は夏目A
貴方は?』


「楸(ヒサギ)と申します。
人の子よ見えているのなら助けて欲しいのだ」


先生「聴いてやる義理はない
帰るぞ『何があったの?』言っているそばからこの阿呆!」


スパーンと先生の猫パンチがAの頭を叩く


Aは性分だから諦めてくれとニャンコ先生を宥めた



とある旅館の小池と森の境が楸の住処だった
その旅館は妖からの人気も高く時たま力の強く人に悪さするような妖も居たらしい


そこに居合わせた祓い屋に力の強い妖が封印されてしまった

しかし、最近妖を封じていた壺にヒビが入り身体の一部が逃げ出したらしい


身体を取り戻そうと妖は人間を襲う

楸はそれを阻止しようとしたら逆に返り討ちにあい飛ばされたらしい

丗→←廿捌



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (48 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
172人がお気に入り
設定タグ:不機嫌なモノノケ庵 , 安倍晴齋 , 夏目友人帳   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月7日 22時) (レス) id: 7cb5057192 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:シェリー | 作成日時:2018年8月7日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。