【七つの大罪】私の恋人は大罪人の色欲の罪のゴウセルっ！Part8【ゴウセル】

焼き付けろ ページ20

貴女side



ヘルブラム「わぁ すごーいハウザー君。
そうそう 因みにこれは気じゃなくて木の根に生える微細な根毛に過ぎないんだよ」



木の根…か…でもウニョウニョしてて気持ち悪い…切った部分が再生され、ハウザーを攻撃した。



貴女「ハウザーっ！！」



ヘルブラム「さぁ妖精王。愛する者の無残な死に様を瞼(まぶた)と脳裏と心に焼き付けろ」



貴女「！」



木の根に一斉攻撃される…！



ゴウセルのことを力強く抱き締めた。



でも…攻撃は来なかった…



恐る恐る目を開けてみるとそこには…



貴女「これは…」




キング「霊槍シャスティフォル 第八形態“花粒園(パレン・ガーデン)”」



貴女「あったかい…みんなの傷口が…私の妖精の回復(ヒール)よりも
傷口が癒(い)えている…」



ヘルブラム「何故だ…神樹はチミを…見限ったんじゃなかったのか！？
何故シャスティフォルの力をそこまで引き出せる…！？」



貴女「これが…キングの神器の力…」



キング「神樹は自分が傷つくと花粉を出して傷を外敵から身を守り、癒すんだ。



運が良かったね。ディアンヌの傍にいなけりゃとっくに死んでいたよ。神樹は妖精界を悠然と見守る存在。



そこに善悪の感情はない。



まだ続けるつもりかヘルブラム。七百年経った今も尚、人間を滅ぼしたいと思っているのか？」



貴女「人間を滅ぼす…？どうしてそんな馬鹿なことを…！」



人間を滅ぼしたいだなんて何があったらそう思うんだろう。

そんなことも知らないの？→←大切なものを守ることが出来ないんだ…

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