【七つの大罪】私の恋人は大罪人の色欲の罪のゴウセルっ！Part8【ゴウセル】

アンタ正気！？ ページ18

貴女side


辛うじて唯一絶対防御壁(アブソリュートディフェンスウォール)の中に入ることが出来たゴウセルの元へ向かい、彼の体を抱き締める。


私とゴウセルは今、絶対防御壁(アブソリュートディフェンスウォール)の中にいる。


貴女「アンタ正気！？これは死(デス)の魔力よ！？
このままじゃ街中の人間が！」


ヘルブラム「正気でも凶気でもどっちだっていいじゃな〜〜い。どのみち チミらが悶え
おっ死(ち)ぬことよ？」


貴女「アンタ最低！！それでも聖騎士な訳！？」


ドンッ！！！


ヘルブラムを殴ったディアンヌ。


だんだん霧が晴れていく…


ディアンヌ「だ…れも…死なせるもんか…！！」


貴女「ディアンヌ動いちゃダメ！傷口が開く！」


ディアンヌ「ハウザー、A達を連れて逃げて…！」


貴女｢嫌だっ！！ディアンヌを置いてなんか行けない！｣


ハウザー「っざけんな！！またそうやってお前は…他人のことばかり…少しは自分(てめぇ)のこと考えやがれ！！」


と言うとディアンヌはクスッと笑った。


ヘルブラム「しつこい巨人(デカブツ)だ…」


尖った氷の塊をディアンヌに向け放つ、その氷の塊はディアンヌのお腹に刺さった。


貴女「ディアンヌ！」


ヘルブラム「バハハ〜〜イ」


今度は小さな氷の尖った塊をを繰り出してきた。アレを食(く)らったらいくらディアンヌでも…！


貴女「ディアンヌ！」


そして放たれた。


技の発動が…！ダメッ！間に合わない！


パリーン


ディアンヌに向け放たれた氷の尖った塊は、突如現れたキングによって砕かれた。


貴女「キング！」


涙目のキング…。


ヘルブラム「これはこれは妖精王殿…ちと遅すぎたねぇ？」


貴女「黙れ！ヘルブラム！」


キング「誰がやった。誰がディアンヌにこんな酷いことを…


お前か…お前か…！？」


とハウザーとギーラの顔を見て言う。


ディアンヌ「違う…よ…。二人は、ボクを守って…だから…責めないで」


貴女「ディアンヌ…」

大切なものを守ることが出来ないんだ…→←改めて言う。

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