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男はニヤリと笑ったあとに言った。
?「すまん。敵意はない!俺はシャンクス!ここへはある人へ逢いに来たんだ!戦意は無い」
そう言って武器を地面へ落とした。
その光景にハルも戦士も目を見張る。
けれど、アオイだけはニヤリと笑い、顔につけていたお面を取り、言った。
アオイ「見習いの小僧が偉くなったもんだなぁ。シャンクス!!」
それを見た相手の海賊はなぜか目を見開く。
シャンクス「!!!!アオイさんっ…!!」
…どうやら2人は知り合いのようでシャンクスは目を見開いている。
ハル「アオイ、知り合いの方…?それならこんなところより街へ来てもらいましょう…?」
見かねたハルが声をかける。アオイもそれに頷く。
アオイ「ああ!土産話はその後に聞かせてもらおう。お前のクルーも連れてこい。」
アオイの嬉しそうな様子に嬉しそうなハル。
アオイが認めていることから完全に戦意はなくなった戦士達。
そしてよく状況を理解していないAだった。
…そして赤髪海賊団のクルー達は街へ招かれて夜通し宴が行われた。
……………………
シャンクス「アオイさんのビブルカードがなきゃこれませんでしたよ」
アオイ「ははっ、そうか。ここへはビブルカードでたどり着いたか!」
程よく酒も周り、2人は思い出話や土産話に花を咲かせる。
そんなふたりを遠目から伺う少女が1人。
そっと伺っていたつもりがシャンクスと目が合ってしまう。
『!』
シャンクス「…ん?アオイさん、あの子供は…」
シャンクスの指をさした方を見ると、アオイは笑う。
アオイ「俺の娘だ!可愛いだろう?…A、おいで」
父、アオイに優しく手招きされ、ちょこちょこと父の元へ歩くA。
そしてシャンクスの前まで来るとアオイの体に隠れながらじっと見つめた。
けれどシャンクスは固まったように動かない。
シャンクス「!!」
周りにいた赤髪海賊団のクルーも目を奪われているようだった。
それほどに4歳ながらにこの子は可愛らしいのだ。
アオイ「ははっ。可愛いだろう」
アオイは愛しそうにAを見つめ抱き上げる。
アオイの声にハッとしたようにシャンクスが顔を上げる。
シャンクス「いや…こんな子供に目を奪われるとは…」
シャンクスも困ったように頭をかく。
アオイ「当たり前だろう。俺の娘だ!」
嬉しそうに笑うアオイ。
その後シャンクスとAが自己紹介をして、Aがシャンクスに懐くのはすぐだった…。
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sora(プロフ) - ありがとうございます!!今受験のため更新がこ出来ていなくてごめんなさい(>_<)もう少しお待ちくださると嬉しいです!! (2019年2月22日 0時) (レス) id: 6f4d88280c (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - すごい面白くて必死に読んでました!更新楽しみにしてます! (2019年2月20日 18時) (レス) id: cb802c0a66 (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!最近忙しく更新ができていなくて申し訳ないです(>_<)空いている時間に更新を頑張るのでまた読んでくださったら嬉しいです(*^^*) (2019年1月25日 21時) (レス) id: 6f4d88280c (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 凄く面白かったです!続き楽しみに待ってます!頑張って下さい! (2019年1月25日 12時) (レス) id: caa5a8f062 (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - 夏季さん» 本当に申し訳ありません。そしていつも応援して下さり本当にありがとうございます! (2018年12月16日 17時) (レス) id: 6f4d88280c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハル | 作成日時:2018年12月1日 18時