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✽リサside




“この人達なら信用できる”


なぜかそう思った。


この人達なら姫様を逃がしてくれると。私たちの大切な大切なお姫様を。


だから話そうと思った。この国に起こったこと全て。けれど私は話す前に国のみんなの方を見た。みんなは分かっている、とでも言いたげに強く頷いた…。それを見届けて私は麦わらの一味に向き直った。


リサ「…先程ナミさんは姫様を助けるために来たと、言ってた。それは本当…?そしてなぜ…?」


私が聞くと船長さんが答えた。


ルフィ「俺のじいちゃんに頼まれたからだ!」


私が首を傾げるとナミさんが補足してくれた。


ナミ「ルフィのおじいさんはモンキー・D・ガープ、っていうの」


その言葉を聞いて驚き、嬉しくなった。やはり、あの人だけは違った、と。


リサ「そうですか、あの人が。…それではあなた達には話しましょう。まず、先程の王子様たちの言葉には語弊があります。」


サンジ「…語弊?」


リサ「えぇ…」


あの日の光景は今も鮮明に覚えている。拳に力が入る。

周りにいる国の妖たちも泣いている。


ルフィ「お、おい!言い難いことなら…」


彼らは優しい。だからきっと姫様を救ってくれる。


リサ「…姫様は連れていかれるのではありません」


…涙が流れる。けれどどうしても止まらない。


ゾロ「…どういうことだ」


顔を上げて一味の顔をしっかり見て目線を合わせる。


リサ「…うぅっ!姫様は…連れていかれるのではなく!…天竜人が数日後、この国に来たその日から死ぬまでっ…天竜人の“奴 隷”として使われるのっ…!!!!」


一味「!?!?!?!?!?!?!?」


涙は止まらない。国の妖も声を漏らしてみんな泣いている。




ルフィ「おい!どういうことだ!!!!」


ナミ「そうよ!どうして!?」


サンジ「なんだと…!?」


ロビン「…!!!!」


ウソップ「死ぬまでっ!?」


フランキー「この国に何があった!?」


ゾロ「…!!」


チョッパー「うぅっ…!」





怒り狂う船長さん、一味のみなさんを前に涙ながらに私はひどく、むごい過去を話し始めた…。


…忌々しき海軍と政府、天竜人の話を…

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sora(プロフ) - ありがとうございます!!今受験のため更新がこ出来ていなくてごめんなさい(>_<)もう少しお待ちくださると嬉しいです!! (2019年2月22日 0時) (レス) id: 6f4d88280c (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - すごい面白くて必死に読んでました!更新楽しみにしてます! (2019年2月20日 18時) (レス) id: cb802c0a66 (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!最近忙しく更新ができていなくて申し訳ないです(>_<)空いている時間に更新を頑張るのでまた読んでくださったら嬉しいです(*^^*) (2019年1月25日 21時) (レス) id: 6f4d88280c (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 凄く面白かったです!続き楽しみに待ってます!頑張って下さい! (2019年1月25日 12時) (レス) id: caa5a8f062 (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - 夏季さん» 本当に申し訳ありません。そしていつも応援して下さり本当にありがとうございます! (2018年12月16日 17時) (レス) id: 6f4d88280c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハル | 作成日時:2018年12月1日 18時

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