【おそ松さん】ラ ッ キ ー ス ケ ベ【おそ松】【学生松】

▽ラッキー17 ページ23

「Aー。おそ松兄さん置いてきてよかったの？」


「え？トッティはいいと思わないの？」


「とーぜん。

…いいと思うよ。」←


「だよね。」←




私たちはすごい最低だと思う。


まあ、おそ松相手だから、罪悪感とかあんまり感じないけど。





「てかさ、こっちに向かって手振ってるのって、カラ松兄さんじゃない？」


「あ、ほんとだ。」




おーい、カラ松〜！と声をかけてあげれば、カラ松はこちらへ向かって走ってきた。







「A…、その…。水着着てくれたんだな……。似合ってるぞ…。」




そう言うものの、カラ松は目を合わせてくれない。



「…可愛い。」



気付けば、私はカラ松を抱きしめていた。



「あっえっ、A…っ？」


「えへへ、ありがとカラ松。」






「ちょっ、A！？何やってんの！？」




何故かこんな公共の場で、急にチョロ松が叫び始めた。


でも、このチョロ松の叫び声を聞くまで、私は大事なことに気付いていなかった。




その大事なこと、とは。




「熱中症…？」




カラ松が顔を真っ赤にして倒れていた。




「大変だぁぁ！！」


私がそう叫ぶと、「いやいやいや！！違うから心配しないで！そのうち復活するから！！」と、テントに行こうとする私をチョロ松に止められた。





「あ、そう？変な熱中症だね。」


「とりあえず熱中症じゃないから。」


「そーなの！？」




じゃあなんなのって感じだけどね。


まあいーや。それじゃカラ松をテントに運ぶか。




そして、私たちはテントへ戻った。

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