【おそ松さん】ラ ッ キ ー ス ケ ベ【おそ松】【学生松】

▽ラッキー5 ページ8

｢あ゛ぁー…。づがれだぁ…。｣







カラ松と一緒に下校してます！！



やっと家帰れるよ！！



え？１日終わるの早いって？



それはきっと小説だからだよ。





｢A、もっと女らしい声は出せないのか？｣



｢うっさいカラ松。こんなんでも私は立派な女の子ですー。｣





自分で“こんなん”とか言っちゃったけど、この際仕方ないよね。


だって、私だし。







｢それはそうとA。｣


｢ん？何ー？｣


｢明日、トト子ちゃんとオレたちで海に行く約束をしてるんだが、Aもどうだ？｣


｢え、そーなの！？私知らなかったんだけど！！行くよ！｣









ここで読者の皆様、申し訳ないです。



そっちではバリバリ冬なのに、作者がどーしても海の話やりたくて、こっちでは夏休み前の夏なんですよ。







｢うん、メタ発言はやめよ。

ねぇカラ松。この後暇？｣




｢え？あぁ、暇だが。｣




｢急だったから水着ないんだよね。買い物付き合って！｣




｢…は！？｣




｢急に言ったカラ松が悪いんだよ〜！

それじゃレッツラゴー！｣






私は、足を動かそうとしないカラ松の腕を無理やり掴んで連れていく。




周りから見たら、イケメンを誘拐してる、ただの犯罪者に見えるかも。









｢てか、なんでオレなんだ！｣



｢なんとなく？｣



｢理由になってないぞ！？｣



｢えー…。私と行くのヤだった？｣



｢いや、そういう意味じゃ……。｣









じゃあどういう意味？なんて疑問は(面倒だったから)勿論聞かず、カラ松を近くのショッピングモールへ連行した。









.









｢普通、男を水着選びに頼むか…？///｣




勿論、そんな呟きも私の耳には届かなかった。

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