【おそ松さん】ラ ッ キ ー ス ケ ベ【おそ松】【学生松】

▽ラッキー19 ページ25

｢皆から注目され、声をあげられるオレ…！
まさにギルトガイッ！｣



「お前まだ言うか。説教足りないみたいだね。
お願いだから、その鉄の心折れてよ。」




はぁ、と一つため息をつく私。

海に入るまでの時間がかかり過ぎだよ。

暑いから早く入りたいのに。

クソ松の所為(せい)で、こんなに遅くなってしまった。




｢それじゃ、トト子と一緒に行ってくる。｣


｢えー！？俺たちは！？｣


｢だって…また何か起きるじゃん、確実に。｣


｢確かに。｣



ほら、シコ松も分かってる。



｢どうせおそ松兄さんのことだから、海の中でどさくさに紛れてAの体触る気でしょ？｣


｢…チッ、バレちゃしょうがないな。｣


｢やる気だったのかよ！！｣





もうやだ。私、この赤色怖い。






｢…もういいよ。泳ぎたいなら一緒に来なよ。
その代わり…変なことトト子や私にしたら、あの世逝きだからね？」


｢…うっす。｣








よし、これでなんもしてこないでしょ。

…多分。



またラッキースケベとかあるからね。




じゃあ、念願の海へ、いざっ！！









そして、私たちは海の方へ走っていく。


正直、私が1番だと思った。


この8人の中で。




すると、後ろからものすごいスピードで、黄色い天使という名の十四松が海へ突っ込んでいった。






｢わっ！！目に海水入った！！！｣




いったい！カラ松よりいったい！！！




｢十四松！？もうちょっと静かに入ってくんないかな！？｣


｢はーい！｣




絶対分かってないやつじゃん。









その後、私たちは泳ぐ競走でかき氷をかけた。


もちろん、男の体力に勝てるはずもなく、私が負けてかき氷を買いに行かされたのであった。

▽ラッキー20→←▽ラッキー18

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す