貴楽「「貴方/お前が兄貴だなんて、絶対認めません/ないアル!!!!」」沖神「「こっちの台詞でさァ/だヨ」」

100話　仕返し ページ10

貴「フローラ、大丈夫にゃ？」



ロ「もちろんよ!!!
精霊をなめないでちょうだいね？
それより、あなたの方が大丈夫なの？」



貴「大丈夫にゃ。一応、刀持ってきたんだにゃ。
じゃ、援護よろしくにゃ」



ロ「はいはーい☆」



フローラは半透明の体から、普通の私達と同じ『生き物』になった。



あ、生き物になったって言うのは……



フローラとフランは精霊だから、



一応生きてないんだにゃ。



「おい、一人増えたぞ!!!!」



「どうやって出したんだ!?」



背中に背負っていた刀を、取ろうとすると……



貴「刀まで小さくにゃったァァァ!?」



ロ「普通の事よ!!!!
　お馬鹿なの!?
子供になって、頭まで小さくなった？」



貴「うるさいにゃ!!!!
行くにゃ!!!」



ロ「はいはい★」



と走り出した。


〜数分後〜


ザシュ…



貴「っく…」



刀が小さい……



せいぜい、相手の足を切断するぐらいしか出来ない。



貴「はぁ!!!!」



「うわぁ!!!
足がぁぁぁ!!!!」



ロ「えい★」



ザシュ!!



フローラは風で5人を一気に斬る。



フローラは頼もしい。



フランより風の威力があるし……



命中率もある。



「ガキが!!!」



ガシ…



貴「にゃにゃ!?」



いきなりで驚いた。



あいつの部下が、私の襟のところを持ち上げたのだ。



私にとっては都合が良いのにゃ。



男が腕を上げて、私を顔のところまで持ってきた。



「生意気なやつだ。
無傷で捕らえろって言われたが……
少しだけ、痛い目にあわせてやらねぇとな……」



と気持ち悪い顔で見てくる。



貴「そうですかにゃ。
なら、私からも……」



ドス……



「うぐ……」



貴「生意気なのはてめぇらだ。
クズが!!!!」

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