貴楽「「貴方/お前が兄貴だなんて、絶対認めません/ないアル!!!!」」沖神「「こっちの台詞でさァ/だヨ」」

98話　依頼 ページ8

貴「何者にゃ…」



久しぶりだ、こんなに警戒したのは。


「そんなに怪しまないでくれよ…
俺はお前に用があったから来たんだよ」



貴「まあ、そうじゃなかったら来ないけどにゃ」



「ククッ……
まぁな。早速だが、頼みてぇ事がある」



貴「何？」



自分でも分かる。



重く、冷たい声。



いつもの自分の口から出ているとは、
思いたくなかった。



「簡単だよ。
ある奴を殺して欲しいのさ」



そんなの、自分で殺せば良いだろと思ったが、口に出さなかった。



貴「誰を殺すのかにゃ？」



「あるお偉いさんさ。
引き受けてくれるかい？」



貴「内容によってにゃ」



「そうか。
じゃあ、内容を教える」


貴「どうせ、どっかの師団の団長？
それとも、アホ提督？」



「いや、違う」



嫌な予感しかしない。









「神威を殺してほしい」

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