貴楽「「貴方/お前が兄貴だなんて、絶対認めません/ないアル!!!!」」沖神「「こっちの台詞でさァ/だヨ」」

95話　意味 ページ5

貴方side



部下が積極的過ぎて疲れたにゃ。



それにプラスで、



神威が急に私の手とって歩き出した。



子供の私は、全力で走らないと無理な訳で……



体力的に疲れた。



貴「何がどうしたにゃ!?
いきなり……」



神威がハッとしたように手を離す。



『もう少しだけ……



離さないでいて欲しかった＿＿』



なんて、乙女チックな事など考えてない。



ま、そう言ったら嘘になるけど……



神「嫌だったんだヨ。
Aがあいつらばっか構うから…」



ムスっとした顔で言われると



可愛いと思ってしまう。



貴「そうだったのかにゃ？
だったら、なるべく近くに居てあげるにゃ」



神「え？」



貴「そうすれば、神威は嫌だって思わなくならないにゃ!!!
名案だと思わにゃいか？」



と首をかしげる。



神威はニコッと笑って



神「ありがと＾＾」



かっこいいって思ったり……



最近可笑しいような……？



貴「てか、にゃんでそんにゃに(何でそんなに)私を心配してくれるにゃ？」



神「そ、そ…れは…///」



頬を染める神威にまた、首をかしげる。



神「Aの事…が…///」









神「…きだからだヨ///」



貴「え？にゃんて……」



神「いや、良いから!!!///」



と走って行ってしまった。



何があった？

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