123話 出会い ページ33
「すげぇ怪我してんじゃん!!!
大丈夫!?」
貴「はい…大丈夫ですから…」
「ちょっと待ってろ……
俺さ、こういう時があるかと思って、傷薬をいつも持ち歩いてるんだ!!!」
と誇らしげに話す所が面白くて笑ってしまった。
貴「ふふ……
面白い人、名前は?」
「俺か?
俺は永岡雄志、12歳。
お前は?」
貴「私は沖田A、同じ12歳。
よろしくね」
永「おう、よろしくな!!!」
初めての友達が出来た。
私の心は、あの人への恐怖より……
この人と、出会えた事の喜びがあった。
永「よし、完璧!!
Aはここら辺に住んでるのか?」
貴「うん、あそこだよ」
と遊呼さんの家を指差す。
永「ひぇー……でけぇ家だな」
貴「そうかな?」
永「おい」
貴「何?」
永「もし、何かあったら……
俺に何でも話せよ」
貴「………うん。
ありがとう」
私は雄士に手を振って家に戻った。
これからの悲劇も知らずに……
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CLOVER - 面白いです! もう続き書いてくれないのですか…? (2017年12月26日 21時) (レス) id: 48523fc530 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーにゃ - 凄く面白いです!更新楽しみにしてます、頑張ってください! (2016年11月13日 7時) (レス) id: 5be693ca38 (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん - 続き気になります! 頑張ってください! (2016年1月27日 19時) (レス) id: 3335c68a01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美神 | 作者ホームページ:http://mーninwwwuza
作成日時:2015年9月6日 23時