111話 小さな秘密 ページ21
フランside
部屋の外で、神威さんとAさんを待っていた。
もう十分以上も経っている。
かきらかにおかしい。
ロ「部屋覗いてみる?」
阿「駄目だろ。
敵にバレたら俺たちまで被害が来る」
その時_____
パキィィィン……
フロ「!?」
何かが砕けた音が聞こえた。
その後_____
ブシャァァァ……
叫び声と肉が斬れる音が聞こえる。
そして、
「ウフフフ」
笑い声が聞こえた。
フ「お姉さま!!!阿伏兎さん!!!」
ロ「分かっているわ!!!
こうしちゃ居られない!!!!」
阿「おい!!!
どうなってんだ!?」
混乱する阿伏兎さんを置いて、お姉さまは走って行ってしまった。
ま、ここからは会話文だけですよ。
フ「阿伏兎さん、Aさんには秘密が沢山あるんですよ。
その1つが力です。
Aさんは、夜兎族が宇宙最強の戦闘種族ではなかった時の、宇宙最強の戦闘種族……」
阿「つまり、俺たちは“現”最強戦闘種族で、あいつが“前”最強戦闘種族って事かァ?」
フ「そういう事です。
今から100年前に、夜風(やふう)戦争が起こったことを知っていますか?」
阿「ああ、俺のじいさんが親父を遺して戦争行って死んだって話を聞いた事がある」
フ「その戦争で夜兎族と戦ったのが、
風唄(ふうか)族と言う種族です。
その種族は夜兎族よりも少なくて、
宇宙で2人しか居ない」
阿「2人!?
俺たちよりすげぇ少くねぇな」
フ「はい。
1人はAの母親。
もう1人は……」
阿「もう1人?
まさか……」
フ「ええ、そのまさかです。
もう1人は、風唄族と人間のハーフの
Aさんなんです」
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CLOVER - 面白いです! もう続き書いてくれないのですか…? (2017年12月26日 21時) (レス) id: 48523fc530 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーにゃ - 凄く面白いです!更新楽しみにしてます、頑張ってください! (2016年11月13日 7時) (レス) id: 5be693ca38 (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん - 続き気になります! 頑張ってください! (2016年1月27日 19時) (レス) id: 3335c68a01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美神 | 作者ホームページ:http://mーninwwwuza
作成日時:2015年9月6日 23時