貴楽「「貴方/お前が兄貴だなんて、絶対認めません/ないアル!!!!」」沖神「「こっちの台詞でさァ/だヨ」」

110話　想い ページ20

ガチャ……



「来たな」



神「やぁ♪」



貴「神威…」



何で来たの？



私なんて良いのに。



「さて、来たからには……
生きて帰れると思うな」



神「そんなの当たり前じゃん」



あいつとの言い合いが続く。



いきなり男が言い出した。



「おい!!!
魅雷を殺せ!!!!」



神「話が違う!!!」



「神威…
そんなにこの女が大事か」



神「ああ、大事だ」



その言葉１つ１つに涙が出て来る。



「神威、女のために命を捨てろ」



貴「な、何をするの!?」



「この水を飲め。
そうすれば、女を助けてやる」



神威は水の入ったコップを持った。



貴「飲まないで神威!!!!
私はどうでも良いから!!!」



でも、神威は飲もうとしている。



見たくなんかない!!!



貴「やめてェェェェ!!!!!!」



パキィィィン……

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