最強が土下座してきた

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『よし、任務完了』


「お疲れさん」






任務内容である1級呪霊は全部祓った


一応私も1級術師なので、それなりには強い...はずだ

五条と夏油が強すぎるだけ、うん






「Aはさ、刀をもし取られたらどう闘うんだ？」


『あぁ、それね。もう体術に頼るしかないよね』


「大丈夫なのかよ、女なのに」






五条は私を蔑んでいるのか心配しているのか分からない

でも、私は心配される対象であることに間違いないらしい




....随分舐めてんじゃん？








『五条、みてて』







私は神社の端にある大きい岩の前まで行き、




ピキピキピキピキドーンｯｯ




岩を綺麗に真っ二つにした







『私、これくらいはできるから。呪力のせなくても』


「.....ガチか」


『ガチ』






体術訓練の時はいつも夏油とじゃれてたから
私のことは目に入ってなかったんだろうが体術は大得意



幼い頃から滝行や素振り、空手、合気道
色々やってきた

うちの親はスパルタだから、だいぶしごかれたけど
てか分野広すぎだろ

普通なんか1つだよね？剣道とか、空手とか





さて、任務も終わったことだし







『五条さ、スイパラ一緒行く？』


「え.......俺と？」


『そうだけど。行きたがってたじゃん』







五条は目を丸くしてふぅ、と一息







「.....神様っているんだな。ありがとう神様」






うん、頼むから太陽に向かって礼拝するのやめて？







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